民主労総ゼネスト情報(2017年9月25日)

民主労総ゼネスト情報(2017年9月25日)

●労働基本権の奪取へ、建設労組が決意大会

 21日の午後、ソウル・ヨイドに全国から建設労働者が集まって決意大会が開催された。日本と同様に、韓国においても建設労働者の労働基本権は保障されておらず、危険な職場での労災も多く発生している。こうした現実を変えるために、建設労働者法の改定をはじめとした法的な処遇改善が死活的なテーマとなっているのだ。大会には建設労総連盟委員長はじめ、民主労総のキムウクドン副委員長、タワークレーン労組、建設企業労組、建設機械労組、プラント建設労組など3千人あまりが結集した。大会後にはデモも行われた。(写真)

●メディア労働者のゼネスト、2週間を超え連帯を拡大

 22日、ゼネスト開始から20日目を前に、KBS、MBCの労組と市民がソウルで文化祭を開催した。イミョンバク政権時代の、報道・文化・芸能人の「ブラックリスト」作成が明るみに出る中、その当事者であるMBCの解雇労働者たちが発言に立った。両労組は理事長退陣、理事会解体を掲げて一糸乱れず闘いを継続し、言論労組KBS支部は本社前で連日集会を行っている。

●農民ペクナムギさん1周忌、民衆大会・追悼集会を開催

 23日、ソウルで「積弊清算 反米反戦 民衆生存権をかちとろう ペクナムギ農民1周忌民衆大会」「命、平和の人 故ペクナムギ農民1周忌追悼集会」がそれぞれ開催された。これらに先立って全国農民大会も開催され、農民たちも11月18日の民衆総決起大会に向かって新たな闘いを開始した。

民主労総ゼネスト情報(2017年9月24日)

民主労総ゼネスト情報(2017年9月24日)

●「労組活動の権利をかちとろう!」―― 間接雇用労働者が決意大会

 20日、国会前で民主労総に所属する間接雇用労働者の決意大会が開催された。
(写真)
 この大会は、ムンジェイン政権の「非正規職ゼロ時代」などの公約が消え去る中、もっとも基本的な労働者の権利すら保障されていない現実を変えようという決意を全参加者が共有する場となった。民主労総のチェジョンジン委員長代行は「間接雇用撤廃は、非正規職撤廃、労組する権利をかちとり、人間らしく生きること」「闘いをとおして現状を突破する以外にない」と訴え、東洋セメント労組は、解雇者を含めた正規職転換で合意をかちとった勝利を報告した。
 さらに、金属労組サムスン電子サービス支会、旭硝子、医療連帯、鉄道労組KTX乗務員支部、女性連盟傘下の鉄道清掃労働者、希望連帯Tブロード支部(非正規職・正規職)などの間接雇用労働者が次々と発言に立った。

●KTX乗務員の女性労働者がソウル駅で籠城闘争を開始

 鉄道労組KTX(韓国高速鉄道)乗務員支部が20日、ソウル駅での座り込み闘争に突入した。
 鉄道公社は2006年に280人の乗務員を整理解雇を強行した。ムンジェインは不当解雇から11年にわたって闘う労働者たちの復職に関する政策協定を結んだが、鉄道公社は応じないという状況が続いている。21日には、宗教者とともに光化門からソウル駅までの「五体投地」も行われた。*「五体投地」とは、五体=全身を地面に投げ出して行う、仏教におけるもっともていねいな敬礼法。韓国での運動においてしばしば行われる。

●サード配備強行に抗議して男性が焼身

 20日、「サード配備に反対する」という遺書を残して前日に焼身した50代の男性が亡くなった。葬儀は23日に開催され、サードに反対して闘ってきた人びとが多く参列した。
 彼が息をひきとった後に市民団体は病院前で記者会見を開催し、民主労総のチェジョンジン委員長代行は「この死を無駄にすることはできない。違法なサード配備によって人が殺された」と述べた。始まる前から人の命を奪うのが戦争だ。これ以上の犠牲を出すことはできない。命をかけた抗議を受け止め、一刻も早く安倍・トランプを倒そう!

民主労総ゼネスト情報(2017年9月20日)

民主労総ゼネスト情報(2017年9月20日)


●ソンジュで汎国民行動、サード配備撤回へ新たな闘いがスタート

 9月16日、ソンジュで第5回汎国民行動が開催された。ソウルからの平和バスも仕立てられて全国から600人あまりが集まり、青年の参加も目立った。参加者はムンジェイン政権によるサードの強行配備を強く糾弾し、「サード配備は朝鮮半島の平和を危険にさらすものだ」「サード配備が撤回される日まで闘いをともにしていく」と決意を固めた。
 とりわけムンジェイン政権が「臨時配備」という言葉で再び国民をあざむいていることに怒りが集中し、「今すぐ工事およびサードの稼働を中断しろ」「朝鮮半島のどこであろうと、われわれの力でサードを食い止める」という声が上がった。
 キムオクトン民主労総副委員長は、「サード配備が9月7日に配備されたことによって朝鮮半島の緊張が高まり、戦争の危険がさらに増幅されている」「アメリカの軍事基地化を防ぎ、朝鮮半島の平和協定締結と反戦平和を実現するために、民主労総は総力でこの闘いをともにする」と決意を述べた。集会後には「工事中断・運用中断・サード撤去」と鮮明なスローガンが掲げられた横断幕を先頭にデモが行われた。
 ソンジュの住民たちは配備強行に屈することなく、いっそう決意を固めて新たな闘いを宣言している。日韓米労働者民衆の団結で、サードの稼働中断・撤去に向けて闘おう!

民主労総ゼネスト情報(2017年9月17日)

 民主労総ゼネスト情報(2017年9月17日)

 ●労働法改正・積弊完全清算求め民主労総が決意大会

 ソウルで9月16日、労働法の全面改正と「労働積弊完全清算」を求める民主労総決意大会が開催された。組合員千人が結集し、ムンジェイン政権に対する闘いを始めようと声を上げた。

全国協ニュース第131号(2017年9月11日)

   

全国協ニュース第131号(2017年9月11日)

階級的労働運動の拠点建設⇒ゼネストで朝鮮侵略戦争・改憲・労働法制大改悪を阻止しよう!

合同・一般労働組合全国協議会副代表 黒瀬博匡

10・9全国協大会の成功から11・5一万人大行進へ

 帝国主義は今や朝鮮侵略戦争に突入する情勢に入っている。8月21日からの米韓合同軍事演習、陸自と米海兵隊の北海道演習に対して、北朝鮮は8月29日弾道ミサイル発射、9月3日核実験で対抗し、アメリカと日本は国連安保理で石油禁輸、金正恩の在外資産凍結、国外派遣の北朝鮮労働者の雇用禁止、北の貨物船への公海臨検などの制裁案を決議しようとしている。これは完全な戦争発動の行動だ。トランプも安倍も国内で労働者人民の闘いに追いつめられ、戦争以外に延命できない。北朝鮮スターリン主義も体制維持のために世界の労働者階級の闘いに敵対する反革命そのものだ。
 戦争と対決し始まる前にとめる闘いが今こそ必要だ。それは韓国で民主労総の仲間たちが実現している闘いだ。国内で資本・国家権力との攻防をトコトン激烈に闘い、労働者階級の国際連帯にかけて自国の政権を打倒することだ。

民主労総ゼネスト情報(2017年9月10日)

民主労総ゼネスト情報(2017年9月10日)

●公務員労組・全教組が法外労組撤回へ総力闘争

 公務員労組・全教組が、ムンジェイン政権に対して法外労組の撤回を求めて新たな闘いに突入した。ムンジェイン政権は大統領選の候補者時代に設立申告の即時履行と解職者の原職復帰を約束したにもかかわらず、結局のところ保守勢力の圧力に屈して約束をほごにしたのだ。
 公務員労組は2002年に結成されたが、03年に成立したノムヒョン政権は労働基本権を認めずに「労働組合」という名前だけを認める特別法を受け入れるよう迫った。しかし公務員労組はこれを拒否してストライキに立ち上がり、民主労総に加入した。労働3権保障を求め、約3千人もの懲戒・100人以上の解雇にも屈することなく闘いぬいている。