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 民主労総ゼネスト情報(2017年2月14日)

 民主労総ゼネスト情報(2017年2月14日)

◇2・11 「引き下がれない!2月弾劾!特検延長! パククネ・ファンギョアンの即時退陣と迅速な弾劾のための第15回汎国民行動の日」

 氷点下9℃の気温の中、2月中のパククネ弾劾・特検(特別検察)捜査の延長を求めて全国で80万人が行動に立った。ソウル・光化門広場には今年に入って最大の75万人が集まり、釜山・光州など全国100以上の地域でも延べ5万人が結集して行動が行われた。

(下写真、デモの横断幕は「2月弾劾! 特検延長!」)


 これだけの大結集を生み出したのは、パククネが公然と開き直るとともに、なんとか特検の捜査・起訴を免れようと逃げ回っていることへの激しい怒りだ。憲法裁判所での弁論で高官が出廷を拒否したり、答弁書の提出を遅らせたりしたのに加え、大統領府は2月3日「国家機密など」を理由に家宅捜査を拒否した。
 こうした中で特検の捜査期間は今月28日で終わりを迎えるが、大統領代行である首相ファンギョアンは、捜査期間の延長を認めない考えをすでに明らかにしている。
 弾劾審判の決定が出る前に捜査を終えることになった場合、特検はパククネを起訴できず、事件を検察に渡さなければならない。検察特別捜査本部は賄賂罪の判断に留保的な立場を表明しており、パククネが逃げきる可能性もある。こんなことを許してはいけないという思いで、これまで集会に参加してこなかった人びともこの日は多数広場に駆けつけた。

◇2月25日、最大規模の「全民衆総決起」へ

 基調提起に立った民主労総のキムギョンジャ副委員長は「パククネと犯罪者集団は、特検の期限が終わる2月28日とイジョンミ裁判官の任期が終わる3月13日が過ぎれば、弾劾は水の泡に帰すと思って居直り続けている」「状況が緊迫しているだけに、キャンドルをさらに高く掲げよう」と訴えた。加えて、次の週末である18日に再び大規模集会を開き、2月最後の週末である25日には再び全国からソウルに集まって最大規模の集会を開いて弾劾を実現しようと呼びかけた。
 大統領の座を狙う「共に民主党」前代表・ムンジェインを先頭とした野党も、こうした労働者民衆の怒りに圧倒されて広場へ引きずり出されてきている。しかし、弾劾をめぐって当初「挙国一致内閣」の発足や「名誉ある退陣」などと主張していた野党に、本気でパククネ打倒のために闘うつもりなどまったくない。労働者人民の怒りをなんとかして抑えつけ、大統領選に流し込もうと立ち回っているにすぎないことは明らかだ。
 本集会後のデモは、これまで3方向に分かれていたコースを統一。青瓦台方面に進んだのち、50万人で憲法裁判所方面へと向かった。また、非正規職労働者と整理解雇された労働者たちは、
「新しい世の中、道を歩こう! パククネ―財閥トップを監獄に!」をスローガンに10日から11日の集会当日にかけて特検―国会―光化門広―青瓦台を経由する1泊2日の行進を行った。

(写真、「THAAD〔高高度迎撃ミサイルシステム〕無効」のボードが掲げられている)

◇追いつめられた保守派のあがき

 危機に陥ったパククネや財閥を救おうと、保守派が策動を強めている。
 ソウルでは11日、「大統領弾劾棄却のための国民総決起運動本部」が弾劾反対を掲げてソウル市庁前広場での集会とデモを開催した。キャンドル集会に対抗して毎週行われているものだ。しかし、戦争絶対反対の怒りは全土でますます激しく燃え広がり、25日の大集会へと向かっている。◇済州島の米海軍基地への米軍ミサイル駆逐艦配備許すな! 住民が決起を開始
 米海軍が済州海軍基地への最新鋭ミサイル駆逐艦「ズムウォルト」の配備を提案したことに対し、以前から基地建設に反対して闘ってきたカンジョンマウルの住民たちが反対行動に立ち上がった。この闘いに応える道は、日米首脳会談でトランプとともに「核兵器の使用」を公言した安倍を、日本の労働者の闘いで打倒することだ。

韓国/第14次汎国民行動 速報

2月4日(土)、パククネ2月弾劾認定、イジェヨン拘束、ファンギョアンなど共犯者への処罰などを要求して、集会、デモ行進が行われ、参加者は20時30分段階で、のべ40万人。

サムスン電子副会長のイジェヨンと、青瓦台の家宅捜索を拒否したファンギョアンなどに対する怒りの発言が相次いだ。汎国民行動は、今日5日で100日をむかえ、集会ではケーキカットがおこなわれた。

民主労総ゼネスト情報(2017年1月13日)

新年最初の民主労総ゼネスト情報です。

少女像問題について、日本のメディアの総翼賛報道はもちろん、いわゆる「リベラル」派がすべて安倍の撤去要求を支持する側に回るという、許しがたい事態となっています。

その中でほとんど唯一、在日2世を共同代表とする「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」という団体から、日本政府への弾劾声明が出されています。

この声明全文を下記に添付します。また以下は、これに関するハンギョレ新聞の記事です。

日本での私たちの闘いや発信のもつ役割が、きわめて大きくなっています。今年もさらに頑張りましょう。

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民主労総ゼネスト情報(2017年1月13日)

●民主労総が新年の旗開きで闘争継続を宣言

 「変わったものは何もなく、抗争はまだ終わっていない!」


民主労総は1月2日、今日に至る韓国労働運動の出発点を築いたチョンテイル氏とその母イソソンさんが眠るソウル郊外モラン公園墓地で仕事始めの式
(旗開き)を行った。チェジョンジン委員長代行を先頭に「再びハチマキを締め直し、パククネ政権とその共犯者全員を退陣させ、
『ヘル(地獄)朝鮮』を根底から変革する社会革命へと思い切って踏み出そう」と誓い合った。1月10日には民衆総決起闘争本部が記者会見を開き、「変わったものは何もなく、抗争はまだ終わっていない」と宣言。ファンギョアン首相の退陣、パククネの全政策の廃棄、財閥の解体を求めて闘う決意を明らかにした。

●追いつめられた権力はついに、国家保安法を発動

 11月集会参加の鉄道労組組合員、イジニョンさんへの不当逮捕弾劾!

1月5日、鉄道労組の組合員で、昨年11・6労働者集会に民主労総訪日団の一員として参加したイジニョンさんが、国家保安法違反の容疑で逮捕・拘束された。イジニョンさんがネット上に労働者のための電子図書館を開設し、マルクス主義や社会科学の文献、ロシア革命史などをネット上で読めるようにしていたことが、国家保安法が禁じる「利敵表現物の流布」に当たるというのだ。この弾圧は、民主労総の闘いと日韓労働者の国際連帯の発展に恐怖したパククネ―ファンギョアン政権が、民主労総の中心に立つ鉄道労組つぶし、国際連帯つぶしを狙って仕掛けたものだ。断じて許すことはできない! イジニョンさん(写真上、マイクをもつ)は記者会見を開いて逮捕令状発布を弾劾し、徹底的に闘う決意を表明した後、拘束された。記者会見には鉄道労組ソウル地方本部のパクチョンソン本部長(右から2人目)も同席した。民主労総と公共運輸労組は直ちに弾劾声明を発し、「これは国民への戦争宣言だ」と、イジニョンさんの即時釈放とともに国家保安法の廃止に向けて闘うことを呼びかけた。

●100万キャンドルの波、年を越す

 1・5弾圧の背景には極限まで追いつめられたパククネとファンギョアンの姿がある。ソウルの光化門前に集まった人の波は、国会での弾劾決議可決後も途切れることなく続き、大晦日の12月31日には90万人がソウルを制圧、新年のカウントダウンは広場を圧倒する「パククネを拘束しろ!」の声で迎えられた。1月7日の新年最初のキャンドル集会には50万人が集まり、セウォル号惨事で生き残った当時の高校生たちが舞台に上がり、友を失った悲しみとともに政府への怒りをたたきつけた。

●韓国で始まった革命への恐怖にかられる日帝

 釜山の少女像設置に対する安倍政権の恥知らずな「撤去要求」を許すな

 

パククネの全政策を廃棄せよとの声が高まる中、一昨年末に強行された日本軍軍隊慰安婦問題での「日韓合意」の破棄が重大課題となっている。12月28日、釜山の日本総領事館前に新たな「平和の少女像」が登場した。釜山の労働者や学生、市民が慰安婦とされた女性たちの苦難の歴史を二度と繰り返させないという決意をこめて、基金を集めて建立したものだ。市当局がいったん強制撤去したが、市民の抗議が殺到し、2日後の30日には民衆の手で実力で再設置された。翌31日には、5万5千人が釜山市中心部で大集会を開き(写真上)、少女像の前までデモ行進し、除幕式を行った。
これに対して日本政府は少女像の即時撤去を要求し、対抗措置として駐韓大使の引き上げなどを強行した。戦前の「砲艦外交」を思い起こさせるような、むきだしの脅しで韓国側の屈服を迫るものであり、断じて許すことはできない! 安倍政権はパククネが打倒されることに恐怖し、韓国での闘いを圧殺しようと必死になっている。少女像への攻撃はそのためだ。これを絶対に粉砕する闘いに、日本の中から立ち上がろう。

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【全国行動声明】

条件付き謝罪は謝罪ではない 日本政府は日韓合意の破綻を認め、「慰安婦」被害者と韓国の民意に向き合え

日本政府は、釜山総領事館前に「平和の少女像(以下、少女像)」が設置されたことに対し、駐韓大使および釜山総領事の一時帰国など4項目の対抗措置をとると発表した。同措置およびこれを伝える報道に、私たちは強く抗議する。

Ⅰ 日本政府に抗議する

1.韓国では、2015年12月28日の日韓政府間合意(以下、合意)に対する民衆の怒りが爆発し、日本政府に対する不信感がさらに高まった。直近の世論調査でも、「合意を破棄すべき」との回答が6割に迫っている。釜山の少女像も、合意に怒った釜山市民・学生らが合意直後に建立計画を立て、合意1周年の日に設置を挙行したものだ。
合意後にさらに高まった怒りの主な要因は、(1)日本政府が10億円について「賠償ではない」と繰り返し述べたこと、にもかかわらず韓国政府と「和解癒し財団」が「賠償にあたるもの」等と国民を欺き、被害者たちの説得にも当ってきたこと、(2)安倍首相がお詫びの手紙について「毛頭考えていない」と一蹴するなど、「お詫びと反省」を合意で謳いながら実は謝罪する気など全くないこと、(3)「日本は10億円を拠出したのに、韓国は合意を守っていない」として、日本政府が事実上、駐韓日本大使館前の「平和の碑」の撤去にのみ執着し、圧力を加えていること。
韓国民衆を怒らせているのは、女性たちを戦争遂行の道具とする重大な人権侵害をおかしながら、心から謝罪するどころか、「金を出したんだから碑を撤去しろ」という日本政府の態度なのである。「未来世代に謝罪を繰り返させない」ために口先だけで「お詫びと反省」というフレーズを述べたにすぎないことが、この「少女像」をめぐる態度に象徴的に現れている。これは、ナチスに虐殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑をブランデンブルグ門の南に設置したドイツ政府の姿勢とはあまりにも対照的だ。本来、日本政府が日本国内に記念碑や施設を建てるのが加害国としてあるべき姿勢なのである。

2.今回の事態には、甚だしい論理のすり替えがある。日本政府は、合意に従ってすでに10億円を支払ったのだから、合意で「最終的・不可逆的に解決」したのだから、釜山市民が釜山の領事館前に少女像を設置するのを韓国政府が禁止しないことは合意違反だと言う。しかし、合意ではソウルの日本大使館前の「平和の碑」について「適切に解決されるよう努力する」ということだけで、そもそも「平和の碑」の撤去も約束されてはいない。正式文書もない、両政府が口頭で発表しただけの「最終的・不可逆的解決」合意が、民衆の慰霊・追悼、記憶の行為にまで及ぶかのように世論をミスリードする行為を、政府は直ちにやめなければならない。

3.諸悪の根源は、被害者を抜きにした、「慰安婦」問題の根本的解決ではない、政府間合意自体に存在する。これに気づかない限り、被害者の、また韓国民衆の怒りと不満のマグマはいつまでも噴出し続けるだろう。
この度の事態も、日韓合意では日本軍「慰安婦」問題の解決にならないことを再び浮き彫りにした。こうした事態が起きるたびに高圧的に対処することはかえって反発を招き、関係を悪化させる。
第一、今回の少女像設置問題を直ちに政治・経済問題に直結させ、4項目の制裁措置をとるのはあまりに稚拙だ。過去の日本が犯した重大な人権侵害の被害回復、つまり人権問題なのであり、外交・政治・経済問題とは別に協議し考慮すべきだ。日本が加害国としての責任を果たすべく、2014年にアジア連帯会議が提出した「日本政府への提言」に立脚した根本的解決策を実施しなければ、永久に、こうした事件が続くであろう。
また、昨年11月には、謝罪と補償を長年待ち続けているフィリピン、東ティモール、インドネシアの高齢の被害者たちが遠路来日して外務省を訪れ、私たちも同様に被害者であると切々と訴えた。韓国だけではない、アジアの全被害者に対して、被害者が亡くなる前に日本は責任を果たさねばならない。

Ⅱ 報道機関に求める

 この件に対する報道は押し並べて、合意により日韓関係が改善に向かっていたという前提に立っている。これは、交渉自体が困難になっていた首脳会談や安全保障等、政府間での協議ルートが再開されたことを主に指していると思われるが、政府間の関係だけが日韓関係なのだろうか。または経済関係だけが日韓関係なのだろうか。
前述のように、釜山の少女像も、合意に怒った釜山市民・学生らが合意1周年の日を期して設置を挙行したものだ。このような韓国市民の怒りを無視して「関係が改善した」と報じるメディアは、政府の視点に追随し、民衆の意思を黙殺する非民主的な言説を振りまいていることを認識すべきである。
翼賛報道の轍を踏まず、メディアの使命と主体性を自覚し、この問題の本質的な視点に立った報道をするよう求める。

2017年1月8日 日本軍「慰安婦」問題解決全国行動

 

民主労総ゼネスト情報(2016年12月28日)+大晦日第10次ロウソク集会

民主労総ゼネスト情報(2016年12月28日)

ソウルでは厳寒の中、パククネ政権の完全打倒を求める労働者民衆の闘いが依然として続いている。12月初め、ソウル170万、全国232万にまで上り詰めた怒りの大決起はパククネを弾劾訴追と大統領職務停止に追い込んだ。だがその後、パククネに代わって大統領権限代行に就任したファンギョアン首相のもとで、パククネの居直りと延命への必死のあがきが激化している。これへの新たな怒りの爆発が、「パククネ即刻退陣、共犯処罰・弊害清算」を掲げた第8次・第9次のキャンドル行動として闘いぬかれた。

12月17日の第8次行動にはソウルで65万人(全国77万人)が決起し、大統領官邸や首相官邸、憲法裁判所を包囲するデモを展開した。隊列の先頭には、救命胴衣を身につけたセウォル号遺族が立った。24日のクリスマスイブに行われた第9次行動では、日中の最高気温でも1・1度という寒さの中、光化門広場に再び60万人(全国70万人)が集まった。「ファンギョアンはパククネだ!」「ファンギョアンは退陣せよ!」の叫びがソウル都心に鳴り響いた。

韓国11月30日、ゼネスト大会写真

韓国11月30日、ゼネスト大会写真

韓国・ソウル市内の集会とデモ。夜にはロウソク集会とその後のデモが開催されました。
午後3時から始まったソウル市庁広場には、労働者、農民、学生、貧民(露天商)など2万人余が参加。全国で合わせて6万人。スト参加者は最終的に22万人と発表されています。

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民主労総非常時局会議時局宣言2016年11月2日(訳)

民主労総非常時局会議時局宣言

民主主義争取! 労働改悪無効

パククネは退陣しろ!

えせ大統領の国に住んできた

パククネは陰の支配一味と財閥が生みだした虚像だった。その虚像をおしたてて、やつらはわれわれに対し飯を食べて繁殖する犬・豚と言った。統治者はパククネか、チェスンシルか、これと結託する全経連財閥か! 今、国民は知ってしまった。だまされ、恥辱を受けて、国民は怒っている。

パククネ政権は退陣しろ!

大統領と呼ぶのもやめよう。大統領選挙に介入した国家情報院がごり押しでつくった大統領である。資格もなく能力もない。幼い命がセウォル号で水の中に葬られた。21世紀にメールス伝染病で数十人が死亡した。するなという労働改悪を強行して(労働者を)簡単な解雇・生涯非正規職に追いやった。ハンサンギュンを閉じ込め、公権力によりペクナムギを殺し、死因の操作を狙って解剖検査までやろうとする政権。このすべてが、大統領ではなかったパククネの名前で行ったことだ。

パククネえせ政権は憲法を壟断した

政府は労働者に法を守れと語る資格はない。おまえたちは大韓民国憲法1条を蹂躙した。大韓民国は陰のブレーン・財閥共和国だった。大韓民国の主権は財閥にあり、すべての権力はチェスンシルから出てきた。国民は「巫女の国」と慨嘆し、「王政国家どころか神政国家」だと揶揄した。弁明などするな。「下野(辞任)」ぐらいはチェスンシルに尋ねず、みずから判断することを願う。

外注化国政-財閥請負政策、労働改悪は無効だ!

医療民営化・鉄道民営化、無償保育破綻、福祉縮小と公共料金値上げ、労組破壊、歴史教科書国定化、日本軍軍隊慰安婦問題での(日本政府との)屈辱の野合、好戦的な対北政策とサード配備など、陰の実力者の政策はそっくりそのまま国民の被害へと向かう。財閥には金もうけを、労働者には解雇という死を強要する構造調整は、悪魔の政策である。資格も実体もない大統領のあらゆる政策は無効だ。財閥から金を受けとり、その代価として与えた請負政策、容易な解雇・成果退出制・労働改悪も無効だ。公共部門への成果・退出制の強制導入は、手続きさえ踏みにじった不法である。

真の民主主義、新たな社会のビジョンを切り開こう

民主主義国家であれば、とっくに転覆されるべきだった。しかし、陰謀と共謀が渦巻く政治が邪魔をする。われわれは政治圏(議会内勢力)を信じることができない。保守野党は退陣要求のロウソク集会を避けて、こぞって挙国内閣を叫んでいる。弾劾もしない。縮小捜査で、退陣を要求する民心をなだめすかそうとする検察の先手を打つようなことも、率先しておこなう。われわれは「パククネ退陣」以外にどのような方式も欺瞞であり、国民無視と規定する。ただちに辞任させ、新たに選ぼう! 労働者民衆が権力を設計しよう。財閥と極右政権、その醜悪な集団を終わらせよう! 市民とともに社会の大転換に立ち上がろう。

われわれは国民の手でパククネを引きずり下ろすことを願う。
われわれは民衆総決起とゼネストへ決起する。
「パククネは退陣しろ!」、われわれは宣言する。

一、今やわれわれのあらゆる力量をパククネ退陣闘争に集中することを宣言する!

一、全国的総決起で、再びロウソクデモの喊声の先頭に立つことを宣言する!

一、労働改悪は無効だ。鉄道・公共ゼネスト勝利に連帯することを宣言する!

一、誰も構造調整の犠牲になってはならない。団結と連帯、闘いを宣言する!

一、現場から立ち上がろう! 街へ行進しよう。われわれは行動する!

2016年11月2日

民主労総非常時局会議参加者一同

民主労総ゼネスト情報(2016年10月30日)

民主労総ゼネスト情報(2016年10月30日)

『11月12日、100万人の鬨(とき)の声を集めてパククネ大統領を引きずりおろそう!』・・・民主労総の闘いが重大な情勢を引き寄せています。

沈黙していた日本のマスコミも、「パククネは、今すぐ下野しろ!」との韓国の集会、参加者の声やデモの画像を掲載し始めた。

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●パククネ打倒の全民衆総決起、火蓋切る!

10月29日、民主労総を中心とする民衆総決起闘争本部が主催する「集まろう!怒ろう!下がれパククネ市民行動」の大集会が、午後6時からソウル市内の清渓(チョンゲ)広場で開かれた。主催者が想定した1万人をはるかに超える労働者・学生・市民が集まり、集会開始時には2万人、デモ出発時には3万人を超えた。立錐の余地もない広場に入れなかった人が何千人も周囲にあふれた。「パククネは退陣しろ!」「君たちは孤立した。国民が包囲した!」と叫んで行進するデモ隊の迫力におびえた警察は、予定されていたデモコースを途中で塞いだ。怒った民衆は光化門方向に進路を変えて進撃、機動隊の壁と激突して肉弾戦で押しまくり、闘いは夜11時まで続いた。

●民主労総「11・12、100万人の大決起でパククネ打倒」を呼びかけ

集会にはストライキ中の鉄道労組を先頭に民主労総組合員が大挙して参加した。行動は全国でも組織された。公共運輸労組の全北バス支部はバスの正面や車内にスローガンを貼り付け、3分間の警笛を鳴らす闘いに立った。公務員労組、全教組など各労組の時局宣言も相次いだ。金属労組は「パククネ下野闘争緊急指示1号、同2号」を発して、大々的な反政府闘争への突入と11・12ソウル民衆総決起への大結集を号令した。
鉄道労組はこの日、「時局宣言」を発表し、「私たちの闘争は、私たちの社会を支配してきたすべての偽りと迷信との闘いである。私たちには新しい大韓民国が待っている」と、社会を変えるゼネストをさらに貫徹すると宣言した。チェジョンジン民主労総委員長代行は「国民はトカゲのしっぽ切りではなく、パククネの責任を問うている」「サード配置を撤回し、セウォル号の真相を究明し、財閥のためではなく労働者・農民のための政治をしろというのが国民の命令だ」と演説、「11月12日、100万人の鬨(とき)の声を集めてパククネ大統領を引きずりおろそう」と呼びかけた。
韓国のメディアは、ソウルの集会に参加した75歳の高齢者の「これまでパククネを支持してきたが、もうやめる。今、眠ることもできない」という声を伝えている。「チェスンシルによる国政壟断」の衝撃は、今や韓国5千万民衆のすべてを突き動かしている。

●韓国全土の大学で怒り爆発、「時局宣言」が40大学に拡大

p20161030b 「チェスンシル・ゲート」への怒りは、何よりも、「ヘル(地獄)朝鮮」という現実にたたき込まれ、未来を奪われてきた青年・学生たちの中で最も激しく、根底的に燃え上がっている。総学生会によりパククネの退陣を求める時局宣言が行われた大学は、26~28日の3日間だけでも全国40校以上にのぼった。この間激しく闘いが展開された梨花女子大学や、パククネの母校である西江大学を先頭に、成均館大学、ソウル大学、延世大学、高麗大学、漢陽大学、韓国外語大学、釜山大学、済州大学などの名前があがっている。さらに、「時局宣言を実際の行動につなげてこそパククネを倒す闘いの力を得られる」(建国大)、「韓国の近現代史において、学生は一貫して声を上げ、社会を変えるために重要な役割を果たしてきました。力を集めよう。大学生から始めて、今のこの社会を変えていこう!」(延世大)とあるように、各大学における「宣言」は、言葉の上での糾弾にとどまらず、韓国学生運動の誇り高い歴史を踏まえた行動の呼びかけそのものとして発せられている。(写真下は28日ソウル大の時局宣言発表)

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10代の高校生・中学生たちも街頭に飛び出し、怒りを共有している。ソウルでは29日、青少年169人が「パククネが滅ぼした民主主義を、青少年がよみがえらせよう!」というスローガンのもとに時局宣言を行った。

民主労総ゼネスト情報(2016年10月28日)

民主労総ゼネスト情報(2016年10月28日)

 

●「チェスンシルゲート」への怒り全社会に沸騰!

10月25日、パククネが、政商・チェスンシルとの金権腐敗にまみれた関係に加えて、彼女を「影の実力者」として国政全般に介入させていたことを認めたことにより、激しい怒りが全社会に噴き上がっている。パククネの支持率は一挙に17・5%に下落、20代ではわずか9%に転落した。「パククネは下野しろ!」の声があふれ、これまで政治的行動に立ち上がらなかった層も行動に出てきた。その先頭に立っているのは学生だ。

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つい先日、チェスンシルの娘の不正入学を暴いて総長を辞任に追い込んだ梨花女子大を筆頭に、全国の大学で次々とパククネ退陣を求める「時局宣言」が出され、その数は2日間で10大学を超え、30大学に拡大しようとしている。淑明(スンミョン)女子大では時局宣言発表の場に学生1千人が集まった(写真左)。成均館大では時局宣言に署名する学生が列をなした(写真右)。学生たちは街頭にも飛び出した。「国会はパククネの弾劾訴追を決議しろ」と叫んで国会に奇襲デモをかけ、拘束された者も出た。
さらに労働者、農民、宗教家、学界、市民社会団体などが一斉に怒りの声を上げ、「国民の手に権力を奪い返せ!」と叫んで、青年・学生とともに連日、デモに立っている。民主労総は声明を発して、今こそこの怒りを一つにし、11・12民衆総決起闘争にともに立ち上がろうと訴えた。

●公共運輸労組が全国5ヵ所でゼネスト集会

無期限スト続ける鉄道労組を激励、資金カンパ30億ウォンを手渡す
鉄道ストライキが30日目を迎えた10月26日、ソウル・釜山・大田(テジョン)・益山(イクサン)・永住(ヨンジュ)の全国5カ所で公共運輸労組のゼネスト大会が開かれた。首都圏4千人、全国で9500人が参加した。成果年俸制導入絶対阻止の決意とともに、「出てこいチェソンシル!」と、不正・腐敗の権力への怒りがあふれた。チョサンス公共運輸労組委員長は「国政を壟断し、公共労働者を弾圧したパククネ政権の責任を問う大闘争に突入する」と決意を表明した。
ソウルの集会では、鉄道労組のストライキを支援するため組合員からカンパを集めてきた各労組の代表が壇上に上がって、闘争資金カンパを鉄道労組に手渡した。公共運輸労組傘下の各労組を始め、保健医療労組、言論労組、事務金融労組、化学繊維連盟、全教組、公務員労組などが集めたもので、現在、総額30億2千万ウォンと発表された。続いて金属労組、建設労組なども直ちに組織決定してカンパ闘争に入る予定である。
壇上に上がった労組員たちを代表して、ソウル大病院分会の事務局長が発言し、鉄道労組を激励した。

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集会ではさらに、必須維持業務に従事している若い女性労働者が感動的な決意を表明した。鉄道では多くの業務が「必須維持業務」とされて、そこで働く労働者をストに入れることは禁止されている。鉄道労組はこの分断を打ち破るために「賃金衡平基金」を設けて、ストに入らない組合員は自分の賃金を削ってそこに拠出することで、全組合員の団結を維持しつつ闘いぬいている。彼女は「闘いに勝つ道は、勝つまで闘うことだ」と宣言し「ストライキを闘っている仲間に軍糧米を届けるため、賃金衡平基金に熱心に供給したい。ストの動力が維持されるよう、必須維持業務組合員が最善を尽くして支える」と語った。そして「毎日、最長のストライキの歴史を書いている私たちはすでに英雄だ」と、鉄道労働者が一つになるゼネストを心から讃えた。●保健医療労組も第2次ストに決起
10月27日には、保健医療労組が再びストに入った。9月28日に続く第2次のストライキだ。ストを予告した段階でいくつかの支部では資本・当局側の譲歩を引き出して妥結したが、決裂したところではストに突入。その一つ、大田ウルジデ病院では18年ぶりに再結成された労組が全面ストに突入した。保健医療労組は同病院のロビーでゼネスト大会を開き、「私たちは人の大切な命を扱う労働者だ。その誇りにかけて労働者の権利を奪い返すために闘おう」と訴えた。

民主労総ゼネスト情報(2016年10月22日)

民主労総ゼネスト情報(2016年10月22日)

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●鉄道労組ス ト4週目、組合員の団結ますます堅固に

10月21日、鉄道労組のストライキは25日目を迎え、史上最長となった。鉄道公社はスト参加者全員に20日深夜までに業務復帰しなければ処分するとの最後通告を出し、管理職を総動員して家族への脅迫まで行ったが、この日通告に応じたのはわずか31人。21日午前6時の時点で、7330人がストに入っている。首都圏の電車は1800本以上が運休し、釜山では大量のコンテナが滞留している(写真)
21日、公社は緊急の記者会見を開いて「不法スト」「経営権の回復」をわめき、打撃感を吐露するとともに、運転士の代替要員確保について軍の特戦司令部に協力を求めた。これに対し鉄道労組は、直ちにスト5週目の闘争計画を発表して対決した。
21日にはまた、9・27から3日目にストを中断していた釜山地下鉄労組が、労使交渉の決裂を受けて再びストに突入した。また民主労総と韓国労総の公共・金融部門は鉄道労組ストを支持して11月初~中旬に集中ストに立つ方針を検討中である。

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 ●梨花女子大で総長辞任の大勝利!

学生による本館占拠籠城闘争が続いていた梨花女子大では、10月19日ついに、総長を退陣に追い込んだ。この日、同大学の130年の歴史上初めて、教授が学生と一緒に学内デモに決起したが、そのデモ開始1時間前に総長が自ら辞任を表明したのだ。
7月末以来3ヶ月近くに及ぶ占拠闘争が、単科大学設立計画の白紙撤回に続いて総長辞任という大勝利を実力でもぎとった。200人の教授と5000人の学生は喜びにあふれた学内一周デモを行い、この間あかるみに出た不正入学事件など、政権中枢と癒着した大学の腐敗とさらに徹底的に闘うことを誓った。

 ●星州のサード反対闘争、100日目をこえて継続

サード配備決定に対する反対闘争の開始以来、連日、一日の休みもなく闘われてきた星州住民のキャンドル集会が10月20日で100日目を迎えた。住民たちはこの日も郡庁前でろうそくの灯をともし、「この闘いは私たちの生存を守るだけでなく、朝鮮半島と北東アジアの平和を守る闘いだ」と、配備を撤回させるまで200日でも300日でもさらに闘う決意を明らかにした。

韓国・民主労総ゼネスト  社会に広がる「断固支持」の声! 民主労総と連帯し、11・6全国労働者集会へ総決起しよう!


 

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貨物連帯も1万4千が
韓国・パククネ政権の反労働者政策と全面対決する民主労総のゼネスト闘争は、市民の圧倒的な支持をも獲得しながら前進を続けている。10月10日には新たに公共運輸労組傘下の貨物連帯の組合員1万4千人がストライキに突入した。
9月27日から始まった鉄道労組の無期限ストはすでに3週目に入っている。これに加えて、各地の港湾から内陸へ、大型トレーラーに物資を積んで運んでいる貨物労働者がストに入り、物流が停止した。

政府と財界は悲鳴を上げ、弾圧に必死になっている。鉄道労組には処分を乱発。貨物連帯のスト現場には警官隊を差し向けて暴力をふるい、2日間で組合員約50人を連行した。だが世論の支持は圧倒的にストライキ労働者の側に向いている。
「違法スト」「国民の迷惑」を叫ぶ政府に対抗し、スト支持を訴える学生や市民の壁新聞が地下鉄の駅や街路に貼り出された(本紙2788号既報)。「不便でも大丈夫!」がその合言葉となっている。
20161013e-2.jpg 10月10日のハンギョレ新聞には「ストライキをする公共部門の労働者、あなたに拍手を送ります。Thank you for your strike」という全面広告が掲載された。市民団体が6〜7日の2日間、インターネットを通じて膨大な市民の声とカンパを集めて掲載したのだ。
それはもはや単なる支持にとどまらない。多くの人民が「ストライキ労働者を絶対に勝たせよう」と、ともに決起を開始している。
その背景にあるのは、「命より金」の新自由主義に対する根源的な怒りだ。2014年4月に発生したセウォル号の沈没事故は、新自由主義の行き着く先をすべての人民に衝撃的に突きつけた。そこで暴露された資本と政権の癒着と腐敗、1%の大資本が労働者人民の生命をも犠牲にして法外な利益をむさぼっている現実に、激しい怒りが噴き出している。
パククネ政権の労働改悪攻撃は、この現実をさらに極限的に進めるものだ。絶対に阻止する以外にない。この民主労総の訴えは、今や全労働者、全人民の心を圧倒的にとらえている。
10月11日には「路上のセウォル号惨事を防げ」のスローガンを掲げて、市民社会団体が鉄道労組と貨物連帯のストを支持する記者会見を行った。貨物労働者の死亡事故は年間1200件。低賃金のもとで1日平均13・6時間もの労働、深夜の長時間運転を強いられていることが最大の原因だ。鉄道では外注化により安全が崩壊し、重大事故が相次いでいる。市民社会団体は記者会見で、ストライキは資本による虐殺から労働者の命を守り、「国民の安全」を守る正義の闘いであると宣言した。
ソウル大で総長室占拠
労働者階級のゼネストは、学生にも大きな影響を与えている。10月10日夜、ソウル大学の学生1千人が総長室に突入し、占拠闘争に入った。
ソウル大では、大学当局がこの8月から京畿道の始興(シフン)市に新キャンパスを建設するという新たな事業を開始した。これに反対する学生が先月から学内でテント籠城(ろうじょう)闘争に入っていた。この日午後6時から開かれた学生総会で、建設計画の全面撤回と「本部占拠」の行動方針が圧倒的多数で議決された。1千人がその場から直ちに行動を起こし、大学本館に突入し、総長室を占拠した。
学生たちの主張は、新キャンパスの建設は大学と学生を新自由主義の金もうけの手段にするもので、絶対に認められないというものだ。これに先立ち、梨花女子大学でも同様の闘いが爆発している。ここでは、単科大学の新設計画を卒業生を含めた7千人の大決起によって白紙撤回させた上、総長の退陣を求めて学内占拠闘争がなおも不屈に闘いぬかれている。
さらに、農民・ペクナムギさんへの国家暴力の真相究明と責任者処罰を求める闘いが、労働者と農民の怒りを一つに結ぶ闘いとしてますます発展している。星州(ソンジュ)の住民を先頭とするサード配備阻止闘争の拡大も同じだ。その一切が民主労総ゼネストを軸に11月民衆総決起へとなだれ込もうとしている。これと連帯して闘おう。