民主労総ゼネスト情報(2017年2月14日)

 民主労総ゼネスト情報(2017年2月14日)

◇2・11 「引き下がれない!2月弾劾!特検延長! パククネ・ファンギョアンの即時退陣と迅速な弾劾のための第15回汎国民行動の日」

 氷点下9℃の気温の中、2月中のパククネ弾劾・特検(特別検察)捜査の延長を求めて全国で80万人が行動に立った。ソウル・光化門広場には今年に入って最大の75万人が集まり、釜山・光州など全国100以上の地域でも延べ5万人が結集して行動が行われた。

(下写真、デモの横断幕は「2月弾劾! 特検延長!」)


 これだけの大結集を生み出したのは、パククネが公然と開き直るとともに、なんとか特検の捜査・起訴を免れようと逃げ回っていることへの激しい怒りだ。憲法裁判所での弁論で高官が出廷を拒否したり、答弁書の提出を遅らせたりしたのに加え、大統領府は2月3日「国家機密など」を理由に家宅捜査を拒否した。
 こうした中で特検の捜査期間は今月28日で終わりを迎えるが、大統領代行である首相ファンギョアンは、捜査期間の延長を認めない考えをすでに明らかにしている。
 弾劾審判の決定が出る前に捜査を終えることになった場合、特検はパククネを起訴できず、事件を検察に渡さなければならない。検察特別捜査本部は賄賂罪の判断に留保的な立場を表明しており、パククネが逃げきる可能性もある。こんなことを許してはいけないという思いで、これまで集会に参加してこなかった人びともこの日は多数広場に駆けつけた。

◇2月25日、最大規模の「全民衆総決起」へ

 基調提起に立った民主労総のキムギョンジャ副委員長は「パククネと犯罪者集団は、特検の期限が終わる2月28日とイジョンミ裁判官の任期が終わる3月13日が過ぎれば、弾劾は水の泡に帰すと思って居直り続けている」「状況が緊迫しているだけに、キャンドルをさらに高く掲げよう」と訴えた。加えて、次の週末である18日に再び大規模集会を開き、2月最後の週末である25日には再び全国からソウルに集まって最大規模の集会を開いて弾劾を実現しようと呼びかけた。
 大統領の座を狙う「共に民主党」前代表・ムンジェインを先頭とした野党も、こうした労働者民衆の怒りに圧倒されて広場へ引きずり出されてきている。しかし、弾劾をめぐって当初「挙国一致内閣」の発足や「名誉ある退陣」などと主張していた野党に、本気でパククネ打倒のために闘うつもりなどまったくない。労働者人民の怒りをなんとかして抑えつけ、大統領選に流し込もうと立ち回っているにすぎないことは明らかだ。
 本集会後のデモは、これまで3方向に分かれていたコースを統一。青瓦台方面に進んだのち、50万人で憲法裁判所方面へと向かった。また、非正規職労働者と整理解雇された労働者たちは、
「新しい世の中、道を歩こう! パククネ―財閥トップを監獄に!」をスローガンに10日から11日の集会当日にかけて特検―国会―光化門広―青瓦台を経由する1泊2日の行進を行った。

(写真、「THAAD〔高高度迎撃ミサイルシステム〕無効」のボードが掲げられている)

◇追いつめられた保守派のあがき

 危機に陥ったパククネや財閥を救おうと、保守派が策動を強めている。
 ソウルでは11日、「大統領弾劾棄却のための国民総決起運動本部」が弾劾反対を掲げてソウル市庁前広場での集会とデモを開催した。キャンドル集会に対抗して毎週行われているものだ。しかし、戦争絶対反対の怒りは全土でますます激しく燃え広がり、25日の大集会へと向かっている。◇済州島の米海軍基地への米軍ミサイル駆逐艦配備許すな! 住民が決起を開始
 米海軍が済州海軍基地への最新鋭ミサイル駆逐艦「ズムウォルト」の配備を提案したことに対し、以前から基地建設に反対して闘ってきたカンジョンマウルの住民たちが反対行動に立ち上がった。この闘いに応える道は、日米首脳会談でトランプとともに「核兵器の使用」を公言した安倍を、日本の労働者の闘いで打倒することだ。