民主労総ゼネスト情報(2017年3月2日)

民主労総ゼネスト情報(2017年3月2日)

●3・1節を迎え全国で戦争阻止の声とどろく

 1919年に日帝の植民地支配に抗して闘われた3・1独立運動の記念日である3月1日、「パククネ拘束万歳! 弾劾認容万歳! ファンギョアン退陣! 第18回汎国民行動の日」としてソウルをはじめ全国で行動が闘われた。極右勢力の妨害集会や雨にも負けることなく、平日にもかかわらず30万人のキャンドルが光化門広場を埋めつくした。
(写真下、横断幕には「サード(高高度迎撃ミサイルシステム)反対」とある)


 この日のキャンドル集会は、パククネ政権の弾劾・罷免(ひめん)に加え、2015年の韓日慰安婦合意と昨年11月に締結された韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を大きなテーマとして行われた。戦争に突き進む日帝に立ちはだかる闘いそのものだ。
 主催者であるパククネ政権退陣非常国民行動の代表は基調提起で「弾劾が決まれば緒戦の勝利を祝って次の闘いを決心するが、万が一却下されることがあれば、強力な抗議行動に打って出る」とし、民主労総はゼネストに、農民はトラクターデモに、学生は同盟休講に決起しようと訴えた。
 また、慰安婦被害者のイヨンスさんは「パククネ政権は一言もなしに015年12月28日の韓日合意を強行した。こんなことが許されるだろうか」と名誉回復と謝罪を求め、パククネの弾劾・拘束を訴えた。

●釜山はじめ各地で少女像を囲んで集会

 この日の昼間にはソウルの日本大使館前で、1272回目となる水曜集会が行われた。慰安婦被害者の4人を含め、1千人が少女像を取り囲む大結集となった。
 被害者のキルウォノクさんは「この国の大統領だという人が歴史を売り渡した。われわれは、慰労金を受け取るために今まで待ってきたのではない。100億ウォンではなく1千億ウォンやると言っても必要ない。望むのは真心のこもった謝罪と名誉回復だ」と訴えた。行動の後には、パククネ退陣、12・28韓日合意を主導したユンビョンセ外交部長官の解任を求める「国民解任状」約6千通を外交部に提出した。

 また、釜山や光州でも3・1節にあわせた集会が開催され、全国3カ所で新たな平和の少女像の除幕式が行われた。とりわけ、韓国外交部と日本政府による少女像移転要求を跳ね返して闘いが続く釜山では、少女像のある日本総領事館近くで「少女像を守る千の椅子」と題した行動が行われた。「少女像を守ろう」「韓日合意全面無効!」などのボードを手にした参加者たちが千脚の椅子に座り、少女像と同じように裸足でかかとをあげた姿勢での1分間沈黙デモや、日本総領事館を包囲する平和行進も行われた。

●サード配備反対の声がますます大きく

 ロッテの理事会は2月27日、慶尚北道星州(ソンジュ)のゴルフ場をサードの敷地として国防部に提供する計画を承認し、翌28日には国防省との契約が行われた。
 これに対して3月1日、星州では400人の住民が抗議集会に立ち、サード配備予定のゴルフ場に向かってデモを行った。星州闘争委員会の共同委員長は、「朝鮮半島の平和を実現するその日までともに闘っていこう」と述べた。
 夜にも、星州郡庁前と金泉(キムチョン)駅広場で、キャンドル集会が行われた。これらの集会は星州では232日、金泉では193日の間、1日も欠かさず行われてきた。サード配備予定地にほど近い地域の住民たちも、同じ時間に村の広場で初のキャンドル集会を開催した。
 2月28日には、市民社会団体が国防部長官に対し、パククネ政権によるサード配備と関連した全過程を違法とする訴訟を起こした。

●鉄道公社、鉄道労組の組合員に不当な処分を乱発

 こうした中で鉄道公社は2月28日、成果年俸制阻止を掲げた昨年の74日間の鉄道ストライキに対する処分を決定した。鉄道労組の組合員のうち89人を解雇し、166人を停職にするという大量の懲戒だ。1月には大田地方裁判所が鉄道労組の仮処分申請を認め、 成果年俸制の効力を停止する判決を出したばかりにもかかわらず、このような挙に出たのだ。
 鉄道労組は声明で「今回の懲戒は鉄道民営化を推進するパククネ政権に対する最後の加担行為だ」「スト終了後にも労使合意を無視して外注化強行などの報復行為を行っている鉄道公社経営陣も、清算されなければならない積弊のひとつだ」と弾劾し、反撃に立っている。

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