民主労総ゼネスト情報(2017年4月16日)

  民主労総ゼネスト情報(2017年4月16日)

●セウォル号惨事3周忌にあわせキャンドル集会

 4月15日、ソウル・光化門広場で第22回汎国民行動が開催された。セウォル号惨事3周忌を前に10万人あまりが集まり、行方不明のままだった9人の引き揚げと徹底的な船体調査、責任者処罰、徹底的なパククネの捜査と処罰・共犯者拘束・積弊清算を求めて声を上げた。(上写真)
 退陣行動は基調発言で積弊勢力の清算を求めるとともに、「キャンドル民心を後退させる」として保守野党の大統領候補を批判し、朝鮮半島の平和を訴えた。
 全教組のウルサン(蔚山)支部長は、セウォル号の真相究明と責任者処罰のための25000人の教師宣言が発表されたことを報告し、「パククネ積弊政府の弾圧と対決し、教師の労働基本権、政治基本権、法律と良心に基づいて教育する権利をかちとるために闘う」と述べた。

●追慕文化祭「社会大改革の道を歩もう」

 汎国民行動に続き、セウォル号3周忌追慕のための文化祭も開催された。この場には犠牲者たちと同世代の10代の学生が多く参加し、登壇して追悼行事を行った(上写真)ほか、セウォル号惨事を引き起こした社会のあり方を変えようと声を上げた。
 416家族協議会の委員長は「セウォル号の引き揚げを可能にしたのは、まさにこの場所にいるみなさんの力だ」と確認し、9人の未収拾者の引き揚げや真相究明・責任者の処罰も、民衆の力によってのみ成し遂げられると強調した。
 また、セウォル号惨事の遺族とともに闘ってきた団体である「416連帯」もアピールを発表し、「私たちが望む引き揚げは、セウォル号の船体のみの引き揚げではない。9人の未収拾者たち、そしてセウォル号に閉じ込められた真実も引き揚げなければならない」として「セウォル号惨事以前とは違う社会に進む社会大改革の道を、最後までともに歩んでほしい」と呼びかけた。
 セウォル号3周忌の追慕行事は、ソウルをはじめ全国88カ所、海外11カ国・40以上の都市で行われた。

●戦争情勢に一歩も引かず「サード決死反対」の声さらに大きく

 重要なのは、現下の朝鮮戦争切迫情勢と対決し、戦争を阻止する決意が労働者民衆の名のもとにはっきりと宣言されたことだ。
 退陣行動のメンバーは集会で「キャンドル市民と退陣行動は、北朝鮮の核実験や韓国の軍事演習が朝鮮半島の危機をエスカレートさせ、南北の対決を引き起こしている。こうしたあらゆる措置に反対する」と鮮明に述べた。
 また、集会に先立って光化門広場で、サード
(高高度迎撃ミサイルシステム=THAAD)配備反対を掲げて緊急平和行動が行われた。(上写真)

●非正規職撤廃を掲げ高空ハンスト闘争に突入

 広場での行動と一体で、新たな闘いも始まっている。14日からは「労働者・民衆の存在権をかちとるための闘争事業所共同闘争委員会」のメンバー6人が、整理解雇と非正規職の撤廃、労働悪法の全面再改定・労働3権保障などを要求し、ソウル・光化門広場を見下ろす広告塔に上って高空ハンスト闘争に突入した。メンバーの中には、昨年の訪韓闘争で動労千葉訪韓団が交流した東洋セメント支部の副委員長や、長年にわたり連帯を続けてきたハイテックRCDコリアのキムヘジン民主労組死守闘争委員会代表なども含まれている。固く連帯して闘おう!