民主労総ゼネスト情報(2017年4月30日)

民主労総ゼネスト情報(2017年4月30日)

●ソンジュにサード発射台とXバンドレーダーなどの搬入を強行

 26日未明、在韓米軍はサードの発射台やXバンドレーダーなどを配備予定地ソンジュ(星州)のゴルフ場に搬入した。前日の夜から警察権力8千人が配備され、厳戒態勢が敷かれる中でのことだ。円仏教の信徒や住民たちは道路を封鎖するなど必死の抵抗を行ったが、警察は暴力的な排除を強行。10人以上が負傷し、不当逮捕も強行された。
 この間の住民たちの実力闘争により、地質調査なども一部しか完了していない。今回の搬入強行は、ソンジュ―全国での戦争絶対反対の闘いに追い詰められ、大統領選までにサード配備を既成事実化したいという敵の焦りの表れだ。国際連帯の闘いで、実際の運用を阻止しよう!

●第23回キャンドル行動/広場を埋めた労働悪法・サード配備強行への怒り

 29日、ソウル・光化門広場で「広場の警告!キャンドル集会の民心に耳を傾けろ」を掲げ、5万人の結集で第23回汎国民行動が行われた。26日に強行されたサード配備を弾劾するとともに、自らの力で財閥解体・雇用や労働3権をかちとろうという決意がみなぎった。光化門広場のすぐ脇に立つ広告塔の上では、共同闘争委員会のメンバーたちがハンスト闘争を継続している。電話を通じて、会場にもその声が響き渡った。
 また、昨年10月に劣悪なドラマ制作環境の中で自ら命を絶った30代のプロデューサーの母親が登壇し、大きな注目と共感を集めた。彼女は「息子は青年の熱意を搾取する放送界の非人間的な慣行を改善しようとした。青年たちが夢を実現できるような職場を」と訴えた。
 基調提起は民主労総のチェジョンジン委員長代行が行った。1700万人の労働者民衆の決起によってパククネが打倒され早期の大統領選が実現したにもかかわらず、そこで示された民心はそっちのけで候補者たちの権力争いが続いていることを弾劾し、「私たちの生活が変わらなければ、ろうそく革命はにせものだ」と、労働者の闘いで職場の現実を変革しようと明快に訴えた。
 集会後のデモは在韓米大使館を経て首相官邸へと向かい、サード配備強行に対する怒りをたたきつけた。
 (下写真:「労働3権をかちとろう」「整理解雇撤回」のボードを掲げて進むデモ隊)