民主労総ゼネスト情報(2017年5月4日)

民主労総ゼネスト情報(2017年5月4日)

●移住労働者のメーデーを開催

 30日、ソウル市内で移住労働者たちのメーデー集会が開催された。バングラディシュやネパール、フィリピンなど各国から移住し労働者として働く人びとが、さまざまな労働搾取と人権侵害の改善を要求するとともに、移住労組のもとに団結し、国際連帯を築いて闘っていこうと訴えるものだ。
 さまざまな民族・国籍の労働者たちが登壇し、「雇用者は移住労働者を人間として責任を持って接しろ」と口々に声を上げ、民主労総のチェジョンジン委員長代行も連帯のアピールを行った。

●メーデー前夜に闘争文化祭かちとる

 共同闘争委員会による高空ハンスト闘争が17日目を迎えた30日、闘争現場であるソウル・光化門の広告塔前で「整理解雇・非正規職・労働悪法撤廃!労働法全面改正!完全な労働3権をかちとろう!高空ハンスト闘争勝利!民主労働組合闘争文化祭」が開催された。多くの労働者、青年、学生、市民が参加し、闘争中の6人の要求はこの地のすべての労働者の要求だと確認し、ともに闘うことを誓う場となった。この集会では、共同闘争委員会の呼びかけに応えて動労千葉の田中康宏委員長が送ったメッセージ(下記参照)も全文読み上げられた(写真)。台湾の労働者たちも駆けつけ、連帯の発言を行った。戦争を止め新たな社会をつくるために、労働者の国際連帯が真価を発揮する時代だ。韓国で闘う仲間たちに応え、日本での闘いを前進させよう!

●韓国の15都市で「世界メーデー大会」、6月社会的ゼネストへ青年も大合流

 5月1日、韓国の15都市で延べ3万人が結集して民主労総のメーデー大会が開催された。パククネ打倒を成し遂げて迎えた今年のメーデーにおいて特筆すべきことは、多くの青年労働者・学生たちが合流してともに声を上げたことだ。ソウルではこの日を前後して、コンビニの労働者たちによる抗議行動や最低賃金1万ウォンを掲げた青年・学生による記者会見・大会などが市内各地で開催された。
 民主労総は最低賃金1万ウォン、非正規職撤廃、財閥体制解体、労働組合の権利保障などを要求し、社会のあらゆる人びとと力を合わせて6月の社会的ゼネストを実現するとあらためて宣言した。集会後には光化門広場へのデモも行われた

 

(写真:「6・30社会的ゼネスト」と大書した横断幕を掲げて進むデモ隊)

【動労千葉・田中康宏委員長のメッセージ】 

 私たちは、日本の鉄道(JR)で働く労働者の組合で、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)と言います。私は、委員長の田中康宏と言います。2003年以来、民主労総の組合員の皆さんと交流しながら出会った同志たちと共に、前夜祭、メーデーに参加することができず、たいへん残念です。
 日本の地で、6人の同志たちが高空断食闘争に突入した知らせを聞きました。どれほど過酷なことか、想像すると胸がいたくなります。今日30日、高空断食籠城闘争17日目を迎えた6人の同志の皆さん、そして連帯し共に闘う民主労総の皆さん、同志たちの闘いは、日本の闘う労働者こそが闘わなければならないことを厳しく問うものであると考えます。
 私たち動労千葉は、1987年、国鉄が分割・民営化になる過程で、労働組合の未来をかけて、分割・民営化反対のストライキに立ち上がりました。現在も解雇撤回を掲げ、公共機関の民営化、外注化に反対し闘っています。 日本における国鉄分割・民営化は、資本家たちが富を独占するための政策であると共に、労組を無力化し、平和憲法を改悪し、再び戦争国家として復活することが狙いでした。今日(こんにち)安倍政権は、大部分の労働者を非正規職化することによって、“非正規職”という言葉すらなくそうとしています。
 安倍政権は、日本を出撃基地とし、朝鮮半島と東アジア全体を戦争に巻き込もうとしています。アメリカトランプ政権ののシリア空爆に対しても真っ先に支持しました。 このような戦争を止め、非正規職を拡大する安倍政権の労働改悪を絶対阻止するために、韓国の同志の皆さんと共に闘います。
 私たちの課題は、 国鉄分割・民営化されて以降大きく後退した日本の労働運動を再び蘇らせることにあります。それが、簡単ではないこともわかっています。しかし、民主労総はじめ多くの韓国民衆の闘いがパククネを罷免に追い込んだように、同志たちの闘いが、日本の闘いに再び火をつけ、勇気と希望を与えてくれると確信します。 同志たちの命がけの闘いが作り出す連帯の絆は、韓国だけでなく、世界に拡大していくと信じます。
 5月1日メーデーには、私たち動労千葉と、共に闘う日本の労働者も集会を行います。戦争と労働改悪を阻止する道は、国境を越えてすべての労働者が団結して闘うこと以外にありません。労働者が主人公になる新たな社会をつくるために私たちも共に闘います。トゥジェン‼
 2017年4月30日
 国鉄千葉動力車労働組合執行委員長 田中康宏