民主労総ゼネスト情報(2017年6月1日)

民主労総ゼネスト情報(2017年6月1日)

●民主労総ハンサンギュン委員長に懲役3年の不当判決確定

 5月31日、韓国の最高裁判所である大法院は、昨年の1月に起訴された民主労総ハンサンギュン委員長への上告を棄却し、懲役3年と罰金50万ウォンの実刑を宣告した。2015年11月の民衆総決起集会などで「不法行為を主導した」とする警察の主張を裁判所がそのまま受け入れたのだ。
 これが「政労使大妥協」を掲げるムンジェイン政権の本質だ。ハンサンギュン委員長には懲役刑を科しながら、民衆総決起集会当日に放水銃で農民ペクナムギさんを虐殺した警察権力の責任は一切問わない。「労働が尊重される社会」「公共部門の非正規職ゼロ時代」などときれいごとを並べる一方で、闘う労働組合、とりわけ民主労総に対しては徹底的な弾圧を行うということだ。
 民主労総は「世界のどの国でも労組運動の指導者が拘束されることは類例がない」と不当判決に立ち向かい、いっそう団結を打ち固めて6・30社会的ゼネストへと進撃している。

●社会的ゼネストへ、青年労働者先頭に5千人が決意

 5月27日、ソウル・チョンゲ(清渓)広場で「最低賃金1万ウォン! 非正規職撤廃! 労働組合の権利を! 今すぐ」を掲げて民主労総と「万ウォン行動(最低賃金1万ウォン、非正規職撤廃共同行動)」の主催する集会が開催された。(写真)


 ムンジェイン政権の発足後初めてとなる今回の集会は、6・30社会的ゼネストへの総決起集会となった。
 次々と登壇した青年労働者たちは「最低賃金1万ウォンは単にお金の問題ではなく、人間らしく暮らす最低限の条件だ」「青年にとって最低賃金が最高賃金になっている」と訴えた。大学生たちも、社会的ゼネストをともに闘うと宣言して合流を開始している。
 ウルサン(蔚山)で47日間にわたって高空ろう城を闘っている現代重工業社内下請け支会の労働者もメッセージを寄せ、「ムンジェイン政権になったが、非正規職労働者は相変わらず賃金削減に苦しみ、労働基本権も剝奪されている」と現実を告発した。
 民主労総はこの日から、政府ソウル庁舎前で座り込み闘争を開始した。全教組も29日から「法外労組撤回、教員労組法改正、労働3権をかちとろう」を掲げて座り込みに突入している。