民主労総ゼネスト情報(2017年7月2日)

 民主労総ゼネスト情報(2017年7月2日)

 6月30日、民主労総は、「最低賃金1万ウォン」などを掲げて初の「非正規職ゼネスト」を打ち抜いた。公共部門の非正規職労働者を中心に5万7千人がストに立った。
 この社会的ゼネストは、学校や清掃、警備、病院など公共部門の非正規職や財閥大企業の下請け労働者、「一人親方」とされて労働者とみなされない建設現場の請負労働者など、非正規職労働者が主役となった全面ストライキとして闘われた。民主労総の歴史においても初めての画期的なゼネストだ。その主力は公共部門、とくに学校非正規職を先頭とする圧倒的な女性労働者だ。
 午後3時から光化門広場で開催されたゼネスト大会には組合員など5万人が集まった。民主労総を先頭に70以上の諸団体で結成された万ウォン行動(最低賃金1万ウォン・非正規職撤廃共同行動)のもと、農民、貧困者、障害者、学生やアルバイトの青年労働者、未組織労働者、民主労総には未加盟の労組もともに参加した。
 民主労総のチェジョンジン委員長代行は、「最低賃金1万ウォン!非正規職撤廃!労働組合の権利!今すぐ!」を掲げて闘いとられた今回のゼネストを、「無視と差別、幽霊扱いを受けてきた労働者が社会の主人であることを堂々と宣言するゼネスト」だとし、「非正規職ゼネスト」と名づけた。
 登壇した女性労働者は、「私は7年働いて無期契約職になったが、校長が代わるとすぐに解雇された。無期契約職が正規職と同じだと言うのはペテンだ」と語り、「学校非正規職の大半が最低賃金以下の時給で働いている。政府にお願いするのではなく、私たちの労働条件は私たち自身の手で直接もぎとろう」と訴えた。
 政府発表によれば私立を除く韓国全土の小中高校のうち3704校で非正規職労働者がストライキに入り、給食が中止となった学校が2171校に上った。保守マスコミなどが非難の声を上げる一方、保護者が率先して「スト支持」の壁新聞を教室に張り出す学校も出た。

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6・30社会的ゼネスト大会での大会宣言

 私たちは歴史を作っている。反民主、反民生、反平和、反労働政権を倒した光化門広場では、今日、労働者が歴史を作っている。
 最低賃金1万ウォン、非正規職撤廃、労働組合の権利! 社会的ゼネストの旗を立て、労働者民衆が世界を変えている。

 人間らしく生きる権利は、決して延期したり、じっと待たねばならない権利ではない。
 1千万非正規職労働者の名で、この地のすべての労働者の名前で叫ぶ。
 今すぐ! 最低賃金1万ウォンで温かいご飯一食を食べることができる権利を、すべての労働者に!(今すぐ!)
 今すぐ! 差別なく、雇用不安なく働くことができる権利をすべての労働者に!(今すぐ!)
 今すぐ! 労組に加入して、自由に労働組合活動をすることができる権利をすべての労働者に!(今すぐ!)

 最低賃金がすなわち最高の賃金だった、与えられるままに受けとって、言われるままにしなければならなかった、目に見えない幽霊はもう拒否する。
 命をかけてクレーンに上がらなければならなかった、低賃金の中でぎりぎりの生存を守る賃金をも無視された現場の悲しみは、もう拒否する。
 差別が当然だと思っていた、いつ首切られるかもしれない不安の中で、本物の社長が誰なのかも分からなかった隠れた労働は、もう拒否する。
 財閥の欲を満たす道具であった、だが財閥の責任は問わなかった下請け労働は、もう拒否する。
 低賃金で涙を流し、安全も、雇用も、労働組合も保障されなかった特殊雇用労働者の、社長という名前はもう拒否する。
 労組活動の権利を保障されない、労組を労働組合と呼ばない、労組設立申告拒否をもう拒否する。

 最低賃金1万ウォンを叫ぶ私たちは、差別と闘う私たちは、
 非正規職撤廃を叫ぶ私たちのすべては非正規職だ。
 労働積弊をすっかり一掃してしまう私たちのすべては、清掃労働者だ。
 財閥の責任を問う私たちのすべては、財閥企業の下請労働者だ。
 法外労組であることを拒否している私たちのすべては、全教組であり、公務員労組だ。
 世界を変え、歴史を作る、私たちは労働者だ!
 すべての労働者が民主労総と一緒に、社会的ゼネストで、私の人生と現場を、世界を変えよう!

 最低賃金1万ウォン!非正規職撤廃!労組の権利!今すぐ!
 6・30社会的ゼネスト参加者一同