民主労総ゼネスト情報(2017年7月9日)

 民主労総ゼネスト情報(2017年7月9日)

●全国で民衆大会を開催、社会的ゼネスト経て新たな闘いへ

 7月5日~8日、民主労総の呼びかけた社会的ゼネストの総括集会として光州や大邱、釜山など全国で民衆大会が開催された。
 ソウル・光化門広場では7月8日、民衆総決起闘争本部と万ウォン行動(最低賃金1万ウォン・非正規職撤廃共同行動)が主催する民衆大会が開催された。スローガンは「最低賃金1万ウォンをかちとろう! サード配備撤回! 農民・ペクナムギ氏への国家暴力責任者処罰! 露天商パクタンスンさん(死亡事件の)真相究明と責任者処罰!」だ。
 6月19日、ソウル・江北区で露天商を営んでいた60代の女性・パクタンスンさんが区庁の露店摘発によって脳出血を起こし亡くなるという事件が起こった。農民のペクナムギさんと同様に、国家権力により命を奪われたのだ。この事件の真相究明を求める露天商の人びとも大挙結集した。
 登壇したアルバイト労組の委員長は「果物を食べたいときに買い、具合が悪ければ病院へ行く、こうしたことを可能にするのが1万ウォンだと思います。最低賃金1万ウォンは人権であり、今すぐに適用されなければなりません」と語り、6月29日の最低賃金委員会の会議で資本側の委員たちが
「最低賃金6625ウォン」案を提案したことに怒りをたたきつけた。
 民主労総のチェジョンジン委員長代行は、「政権が変わって2カ月が過ぎたが、依然として私たちの生活と現場の条件は変わっていない。キャンドルの力で登場したムンジェイン政権は財閥改革と労働組合の権利を保障し、最低賃金1万ウォンを今すぐ実現して労働者が生きられるようにしなければならない」と声を上げた。先月に不当な職場閉鎖を打ち破って職場復帰をかちとった金属労組の甲乙オートテック支会長が参加したほか、全国農民会総連盟の代表も発言に立った。
 本大会に続くソウル市内デモでは、2015年の民衆総決起で農民のペクナムギさんが警察の放水銃に撃たれて亡くなった現場で追悼の儀礼が執り行われた。
 光化門広場ではこの日、民主労総のハンサンギュン委員長をはじめとした良心囚の釈放を求める文化祭も行われた。