民主労総ゼネスト情報(2017年8月24日)/8・15民主労総全国労働者大会、委員長代行の挨拶

民主労総ゼネスト情報(2017年8月24日)

●サード反対闘争1年、ソンジュで第4回汎国民平和行動開催

 8月19日、サード配備が強行されたソンジュのソソンリで4回目となる汎国民平和行動が開催された。
 サードに反対するソンジュとキムチョンの住民の闘いが約1年を迎えたこの日、全国の労働者や農民、青年・学生、市民たちが「平和バス」に乗って現地へ駆けつけ、800人あまりの大結集となった。参加者は、違法なサードの稼働中断と撤去、追加配備反対などを訴えて声を上げた。
 とりわけ参加者たちは、朝鮮半島をめぐる軍事的緊張に対して軍事力の強化で応えるトランプとムンジェインに怒りをたたきつけ、「サードに関して、ムンジェインはパククネと同じだ」という声が上がった。
 キムチョン市民対策委の代表は 「私たちキムチョンの住民が1年間がんばれたのは隣のソンジュのキャンドルと円仏教、全国の連帯があったからだ。連帯の精神に立脚し、サード配備が撤回される日まで闘う」と決意を語った。集会の合間には「NO THAAD」と書かれたTシャツを着た住民たちが登壇して「ニムのための行進曲」を披露し、長きにわたる韓国労働者民衆の闘いの歴史を引き継ぐ決意を示した。
 集会に続いては、サード配備地のゴルフ場に肉薄するデモが行われた。 
 一方で極右団体は近くの路上で「サード即刻配備」を掲げて集会を開催したが、まったく相手にされなかった。
 日米帝による戦争重圧の激化、一方での北朝鮮スターリン主義キムジョンウン(金正恩)のミサイル発射のもとで、こうした闘いが戦争を止め続けている。連帯して安倍打倒へ闘いを進めよう!

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●ソウルでの8・15民主労総全国労働者大会

 チェジョンジン委員長代行の挨拶

 祖国の平和と 統一を必ず労働者の手でなしとげようという決意で全国から駆けつけられた誇らしい民主労総組合員の同志たち、お会いできてうれしいです。民主労総委員長職務代行のチェジョンジンが、トゥジェンでごあいさつします。トゥジェン!
 さらに、灼熱の日差しと暑さをものともせず戦争反対、平和実現、サード撤回、平和協定締結を求めて闘っておられる18期民主労総統一先鋒隊の同志たち、 本当にお疲れさまです。
 今日われわれは、日本の植民地支配からは解放されたものの、新たな国を建設できず、外部勢力によって(南北に)分断された祖国で72年目の8・15を迎えます。
 分断は労働者民衆の生活を抑圧する構造となり、異常な国家を形成しました。
 ムンジェイン政権は、広場のキャンドルの力で誕生しました。パククネのみならず、積弊を清算しなければならないという国民の要求は、ムンジェイン政権の国政課題とされました。最大の積弊こそ分断です。
 分断と停戦状態は労働者民衆の生活を抑圧する構造となり、国家は異常なものにされました。
 労働の権利が保障されていない国で、親日派や不道徳な勢力が権力を握って労働者民衆を抑圧し、平和と統一を妨げたのです。今こそ分断ではなく、新たな社会に進んでいかなければなりません。平和と統一の時代を、われわれ労働者が開きましょう。同意してくださいますか?
 朝鮮半島は現在、これまでになく危機にひんしています。
 北朝鮮と米国の対決は、朝鮮半島を崖っぷちへと追い込み、「朝鮮半島戦争説」が拡散されています。
 朝鮮半島で再び戦争が起こるならば、大惨事になります。来週から韓米軍事訓練ウルチフリーダムガーディアンが開始されれば、状況は今よりもさらに深刻になります。
 最近トランプと電話対談したムンジェイン大統領は、軍事訓練を一時中断し、対話を開始しようと提案すべきでした。北朝鮮は「韓米訓練を中止すれば核・ミサイル実験を停止し、対話することができる」と提案しました。米韓当局は今すぐ軍事訓練を中止し、北朝鮮と互いに措置を講じて、平和のための対話と交渉にのりだすべきです。
 われわれは、世界のすべての核に反対します。
 韓米合同軍事訓練の中断と北の核実験凍結によってお互いの危険を減らし、交渉が開始されれば朝鮮半島非核化も議論することができます。対話が開始されれば、朝鮮半島の平和のための平和協定締結について議論を開始することができます。
 われわれは戦争に反対します。平和を望みます。同志たち、同意してくださいますか?
 朝鮮半島の平和を脅かす、もう一つの重要な問題があります。サードの問題です。北朝鮮の核の脅威と安全保障を押し出すことで配備を強行したサードでは北朝鮮の核ミサイルを避けることもできず、むしろ国益と朝鮮半島の平和を脅かすことが明らかになりました。韓米間でのろくな合意もないままサードを不法に配備したのだから、ムンジェイン政権は国民の命令どおりサードの廃止を宣言しなければなりません。しかし、ムンジェイン政権はサードの追加配備を指示しました。サードはほかの国内の問題とは異なり、国の運命を左右し、労働者民衆はその誰もが避けて通れない問題です。
 東北アジアに新たな冷戦を呼び起こし、中国・ロシアとの外交上のいざこざ・圧迫は避けられません。アメリカと日本を防衛するための、百害あって一利なしのサード配備は直ちに撤回されるべきです。民主労総が先頭に立ち、サード撤回闘争にうって出ましょう。今週土曜日にソンジュのソソンリで行われる第4回平和行動に、同志たちの積極的な参加をお願いします。そうしていただけるでしょうか?
 今日は、日本の植民地支配から解放された日です。国を奪われ、日帝により引き起こされた蛮行は想像もできないほど過酷なものでした。どれほど多くの先輩労働者が連行され、苦しみの中で命を落としたのか、われわれは知ることができません。
 昨年、当時の労働者たちが連行された日本の丹波地域のマンガン鉱山に強制徴用労働者像を建立しました。そして先週の土曜日、ソウル・竜山(ヨンサン)駅と仁川・富平(プピョン)公園にも建立しました。慶尚南道、済州でも今年建立する予定ですし、ほかの地域でも準備しています。強制徴用労働者像は、単なる象徴ではありません。親日を清算し、ゆがめられた歴史をわれわれ労働者が正しく打ち立てるという宣言です。この道を、同志たち、ともにしてくださいますか?
 2017年、われわれの前にある歴史的な課題に堂々と向き合いましょう。
 新自由主義に反対し、労働を尊重する社会をつくる日、親日を清算し、歴史を正しく打ち立てる日。分断と停戦体制をのりこえ、平和と統一の新たな時代を開いていきましょう。ありがとうございます。

2017年 光復72周年8・15全国労働者大会