『経営労働政策特別委員会報告』(2017年版)批判

『経営労働政策特別委員会報告』(2017年版)批判

合同・一般労働組合全国協議会事務局長 小泉義秀

はじめに

1月17日に「経営労働政策特別委員会報告」(以下「報告」)が出版された。2017年版のサブタイトルは「人口減少を好機に変える 人材の活躍推進と生産性の向上」である。「序文」の冒頭で会長の榊原定征は「安倍政権が4年間進めてきたアベノミクスによって、景気は緩やかながら着実に回復している。企業収益も全体として見れば高水準で推移しており、多くの企業が2014年から3年連続して大幅な年収べースの賃金引上げを実施して所得も増加している。」と書いているが、こんな嘘を誰も信用しない。「長時間労働を前提とした従来の働き方を見直し、働き方・休み方改革の推進と、多様な人材の活躍促進によって飛躍的な生産性向上を実現する絶好の機会が到来している」とも書いているが、これも全く逆のことを述べているのはすぐわかる。長時間労働の見直しと言いながら、過労死自殺した電通の高橋まつりさんの事など眼中にない。2017年版「報告」は「序文」から破産している。

nazenさいたまの仲間を今すぐ釈放せよ!川越警察署・さいたま地検に抗議行動!

<nazenぐんまのブログからの転載です>

昨1月18日、原発反対の活動をしてきた3名のNAZENさいたまの仲間が道路運送法違反で不当逮捕されました。2015年9月帰町宣言当日にに福島県楢葉町に視察ツアーを行い、交通費を割り勘にして集めたことが、道路運送法違反だとされました。原発に反対し、戦争に反対する人間は、こんなことでいつでも逮捕される状況を許してはなりません。

本日1月19日、NAZENさいたまやさいたまユニオンの仲間の呼びかけにこたえて、群馬から4名で朝の川越警察署とさいたま地検への激励・抗議行動に参加しました。川越警察署に留置されている二人の仲間は移動の護送車の中から手をふってエールを返してくれました。私たちは、団結して、決して負けません。みなさんのご支援をお願いします。
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弾劾声明! NAZEN埼玉の3名の仲間に対する 埼玉県警の不当逮捕弾劾!絶対即時奪還を宣言する!

すべての闘う仲間のみなさん。

本日(1月18日)早朝、埼玉県警はNAZEN埼玉の中心的メンバーである3名を不当にも逮捕した。容疑は2015年9月に行われたNAZEN埼玉の楢葉町現地視察ツアーが、道路運送法4条及び99条に違反する、というものだ。

昨年2月26日には、この容疑で今回逮捕された3名の自宅を含む県内4ヶ所に不当にも家宅捜索が入った。

道路運送法4条は、「一般旅客自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければならない。」となっている。レンタカーを借りてレンタカー代、ガソリン代、高速代を参加した仲間で分担して、帰還強制、フクシマ切り捨ての現実を視察してくるという行為のどこが「一般旅客自動車運送事業を経営」することなのか、どうしてそれが「国土交通大臣の許可を受けなければならない」行為だというのか。

絶対に許さない!

2月5日のNAZEN埼玉集会を前に、そして6年目の3・11フクシマ行動を前に3名を逮捕したということは、国家意思としてフクシマを圧殺するということを意味する。

高線量被爆地への帰還強制、住宅援助打ち切り攻撃に対して、それに反対するものはすべて逮捕する、という攻撃なのだ。これが今国会で安倍政権が強行しようとしている新共謀罪そのものだ!

そして本日、原子力規制委員会は、玄海原発3、4号機が「新基準に適合」したと発表した。

NAZEN運動の、そしてフクシマの闘いと怒りに恐れおののく国家権力の暴挙を徹底的に弾劾する。

この1~3月、私達さいたまユニオンと埼玉労組交流センターは、JR3・4ダイヤ改定決戦-3・11フクシマ行動へと、全力で闘い抜きます。

 

全国の仲間のみなさん!

3名奪還へ向け、支援をお願いします。

檄文を集中してください。カンパを集中してください。よろしくお願いいたします。

 

FAX番号   048-768-4577

メール    sai_union@yahoo.co.jp

カンパ送付先 中央労働金庫 上尾支店

口座番号 6548347

一般合同労組さいたまユニオン

2017年1月18日

一般合同労組さいたまユニオン

執行委員長 田畑典保

民主労総ゼネスト情報(2017年1月13日)

新年最初の民主労総ゼネスト情報です。

少女像問題について、日本のメディアの総翼賛報道はもちろん、いわゆる「リベラル」派がすべて安倍の撤去要求を支持する側に回るという、許しがたい事態となっています。

その中でほとんど唯一、在日2世を共同代表とする「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」という団体から、日本政府への弾劾声明が出されています。

この声明全文を下記に添付します。また以下は、これに関するハンギョレ新聞の記事です。

日本での私たちの闘いや発信のもつ役割が、きわめて大きくなっています。今年もさらに頑張りましょう。

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民主労総ゼネスト情報(2017年1月13日)

●民主労総が新年の旗開きで闘争継続を宣言

 「変わったものは何もなく、抗争はまだ終わっていない!」


民主労総は1月2日、今日に至る韓国労働運動の出発点を築いたチョンテイル氏とその母イソソンさんが眠るソウル郊外モラン公園墓地で仕事始めの式
(旗開き)を行った。チェジョンジン委員長代行を先頭に「再びハチマキを締め直し、パククネ政権とその共犯者全員を退陣させ、
『ヘル(地獄)朝鮮』を根底から変革する社会革命へと思い切って踏み出そう」と誓い合った。1月10日には民衆総決起闘争本部が記者会見を開き、「変わったものは何もなく、抗争はまだ終わっていない」と宣言。ファンギョアン首相の退陣、パククネの全政策の廃棄、財閥の解体を求めて闘う決意を明らかにした。

●追いつめられた権力はついに、国家保安法を発動

 11月集会参加の鉄道労組組合員、イジニョンさんへの不当逮捕弾劾!

1月5日、鉄道労組の組合員で、昨年11・6労働者集会に民主労総訪日団の一員として参加したイジニョンさんが、国家保安法違反の容疑で逮捕・拘束された。イジニョンさんがネット上に労働者のための電子図書館を開設し、マルクス主義や社会科学の文献、ロシア革命史などをネット上で読めるようにしていたことが、国家保安法が禁じる「利敵表現物の流布」に当たるというのだ。この弾圧は、民主労総の闘いと日韓労働者の国際連帯の発展に恐怖したパククネ―ファンギョアン政権が、民主労総の中心に立つ鉄道労組つぶし、国際連帯つぶしを狙って仕掛けたものだ。断じて許すことはできない! イジニョンさん(写真上、マイクをもつ)は記者会見を開いて逮捕令状発布を弾劾し、徹底的に闘う決意を表明した後、拘束された。記者会見には鉄道労組ソウル地方本部のパクチョンソン本部長(右から2人目)も同席した。民主労総と公共運輸労組は直ちに弾劾声明を発し、「これは国民への戦争宣言だ」と、イジニョンさんの即時釈放とともに国家保安法の廃止に向けて闘うことを呼びかけた。

●100万キャンドルの波、年を越す

 1・5弾圧の背景には極限まで追いつめられたパククネとファンギョアンの姿がある。ソウルの光化門前に集まった人の波は、国会での弾劾決議可決後も途切れることなく続き、大晦日の12月31日には90万人がソウルを制圧、新年のカウントダウンは広場を圧倒する「パククネを拘束しろ!」の声で迎えられた。1月7日の新年最初のキャンドル集会には50万人が集まり、セウォル号惨事で生き残った当時の高校生たちが舞台に上がり、友を失った悲しみとともに政府への怒りをたたきつけた。

●韓国で始まった革命への恐怖にかられる日帝

 釜山の少女像設置に対する安倍政権の恥知らずな「撤去要求」を許すな

 

パククネの全政策を廃棄せよとの声が高まる中、一昨年末に強行された日本軍軍隊慰安婦問題での「日韓合意」の破棄が重大課題となっている。12月28日、釜山の日本総領事館前に新たな「平和の少女像」が登場した。釜山の労働者や学生、市民が慰安婦とされた女性たちの苦難の歴史を二度と繰り返させないという決意をこめて、基金を集めて建立したものだ。市当局がいったん強制撤去したが、市民の抗議が殺到し、2日後の30日には民衆の手で実力で再設置された。翌31日には、5万5千人が釜山市中心部で大集会を開き(写真上)、少女像の前までデモ行進し、除幕式を行った。
これに対して日本政府は少女像の即時撤去を要求し、対抗措置として駐韓大使の引き上げなどを強行した。戦前の「砲艦外交」を思い起こさせるような、むきだしの脅しで韓国側の屈服を迫るものであり、断じて許すことはできない! 安倍政権はパククネが打倒されることに恐怖し、韓国での闘いを圧殺しようと必死になっている。少女像への攻撃はそのためだ。これを絶対に粉砕する闘いに、日本の中から立ち上がろう。

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【全国行動声明】

条件付き謝罪は謝罪ではない 日本政府は日韓合意の破綻を認め、「慰安婦」被害者と韓国の民意に向き合え

日本政府は、釜山総領事館前に「平和の少女像(以下、少女像)」が設置されたことに対し、駐韓大使および釜山総領事の一時帰国など4項目の対抗措置をとると発表した。同措置およびこれを伝える報道に、私たちは強く抗議する。

Ⅰ 日本政府に抗議する

1.韓国では、2015年12月28日の日韓政府間合意(以下、合意)に対する民衆の怒りが爆発し、日本政府に対する不信感がさらに高まった。直近の世論調査でも、「合意を破棄すべき」との回答が6割に迫っている。釜山の少女像も、合意に怒った釜山市民・学生らが合意直後に建立計画を立て、合意1周年の日に設置を挙行したものだ。
合意後にさらに高まった怒りの主な要因は、(1)日本政府が10億円について「賠償ではない」と繰り返し述べたこと、にもかかわらず韓国政府と「和解癒し財団」が「賠償にあたるもの」等と国民を欺き、被害者たちの説得にも当ってきたこと、(2)安倍首相がお詫びの手紙について「毛頭考えていない」と一蹴するなど、「お詫びと反省」を合意で謳いながら実は謝罪する気など全くないこと、(3)「日本は10億円を拠出したのに、韓国は合意を守っていない」として、日本政府が事実上、駐韓日本大使館前の「平和の碑」の撤去にのみ執着し、圧力を加えていること。
韓国民衆を怒らせているのは、女性たちを戦争遂行の道具とする重大な人権侵害をおかしながら、心から謝罪するどころか、「金を出したんだから碑を撤去しろ」という日本政府の態度なのである。「未来世代に謝罪を繰り返させない」ために口先だけで「お詫びと反省」というフレーズを述べたにすぎないことが、この「少女像」をめぐる態度に象徴的に現れている。これは、ナチスに虐殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑をブランデンブルグ門の南に設置したドイツ政府の姿勢とはあまりにも対照的だ。本来、日本政府が日本国内に記念碑や施設を建てるのが加害国としてあるべき姿勢なのである。

2.今回の事態には、甚だしい論理のすり替えがある。日本政府は、合意に従ってすでに10億円を支払ったのだから、合意で「最終的・不可逆的に解決」したのだから、釜山市民が釜山の領事館前に少女像を設置するのを韓国政府が禁止しないことは合意違反だと言う。しかし、合意ではソウルの日本大使館前の「平和の碑」について「適切に解決されるよう努力する」ということだけで、そもそも「平和の碑」の撤去も約束されてはいない。正式文書もない、両政府が口頭で発表しただけの「最終的・不可逆的解決」合意が、民衆の慰霊・追悼、記憶の行為にまで及ぶかのように世論をミスリードする行為を、政府は直ちにやめなければならない。

3.諸悪の根源は、被害者を抜きにした、「慰安婦」問題の根本的解決ではない、政府間合意自体に存在する。これに気づかない限り、被害者の、また韓国民衆の怒りと不満のマグマはいつまでも噴出し続けるだろう。
この度の事態も、日韓合意では日本軍「慰安婦」問題の解決にならないことを再び浮き彫りにした。こうした事態が起きるたびに高圧的に対処することはかえって反発を招き、関係を悪化させる。
第一、今回の少女像設置問題を直ちに政治・経済問題に直結させ、4項目の制裁措置をとるのはあまりに稚拙だ。過去の日本が犯した重大な人権侵害の被害回復、つまり人権問題なのであり、外交・政治・経済問題とは別に協議し考慮すべきだ。日本が加害国としての責任を果たすべく、2014年にアジア連帯会議が提出した「日本政府への提言」に立脚した根本的解決策を実施しなければ、永久に、こうした事件が続くであろう。
また、昨年11月には、謝罪と補償を長年待ち続けているフィリピン、東ティモール、インドネシアの高齢の被害者たちが遠路来日して外務省を訪れ、私たちも同様に被害者であると切々と訴えた。韓国だけではない、アジアの全被害者に対して、被害者が亡くなる前に日本は責任を果たさねばならない。

Ⅱ 報道機関に求める

 この件に対する報道は押し並べて、合意により日韓関係が改善に向かっていたという前提に立っている。これは、交渉自体が困難になっていた首脳会談や安全保障等、政府間での協議ルートが再開されたことを主に指していると思われるが、政府間の関係だけが日韓関係なのだろうか。または経済関係だけが日韓関係なのだろうか。
前述のように、釜山の少女像も、合意に怒った釜山市民・学生らが合意1周年の日を期して設置を挙行したものだ。このような韓国市民の怒りを無視して「関係が改善した」と報じるメディアは、政府の視点に追随し、民衆の意思を黙殺する非民主的な言説を振りまいていることを認識すべきである。
翼賛報道の轍を踏まず、メディアの使命と主体性を自覚し、この問題の本質的な視点に立った報道をするよう求める。

2017年1月8日 日本軍「慰安婦」問題解決全国行動

 

全国協ニュース 第117号(2017年01月07日)

全国協ニュース 第117号(2017年01月07日)

朝鮮戦争阻止・労働改悪粉砕! 合同・一般労組の組織・強化拡大を勝ち取る2017年決戦へ!

12月31日の大晦日に韓国民主労総を先頭に韓国では第10次全国100万人の大集会・デモが闘いぬかれた。毎週土曜日に闘いぬかれてきた朴槿恵打倒の全民衆総決起集会・デモの延べ人数は1000万人を超えた。韓国のゼネストと巨大デモの爆発は世界史的な意義をもっている。それは財閥・資本家の権力を打倒してプロレタリア権力を打ち立てる勝利の展望を示している。韓国・民主労総の闘いと固く連帯し、朝鮮侵略戦争阻止・労働法制改悪阻止の闘いを日本において闘いぬこう! その最先頭に合同・一般労働組合全国協議会が起とう!

民主労総ゼネスト情報(2016年12月28日)+大晦日第10次ロウソク集会

民主労総ゼネスト情報(2016年12月28日)

ソウルでは厳寒の中、パククネ政権の完全打倒を求める労働者民衆の闘いが依然として続いている。12月初め、ソウル170万、全国232万にまで上り詰めた怒りの大決起はパククネを弾劾訴追と大統領職務停止に追い込んだ。だがその後、パククネに代わって大統領権限代行に就任したファンギョアン首相のもとで、パククネの居直りと延命への必死のあがきが激化している。これへの新たな怒りの爆発が、「パククネ即刻退陣、共犯処罰・弊害清算」を掲げた第8次・第9次のキャンドル行動として闘いぬかれた。

12月17日の第8次行動にはソウルで65万人(全国77万人)が決起し、大統領官邸や首相官邸、憲法裁判所を包囲するデモを展開した。隊列の先頭には、救命胴衣を身につけたセウォル号遺族が立った。24日のクリスマスイブに行われた第9次行動では、日中の最高気温でも1・1度という寒さの中、光化門広場に再び60万人(全国70万人)が集まった。「ファンギョアンはパククネだ!」「ファンギョアンは退陣せよ!」の叫びがソウル都心に鳴り響いた。