5・29 湘北合同労組結成大会に参加して

5月29日午後2時より、小田急相模駅原近くの相模台にて湘北合同労働組合が結成されました。大会は組合員と傍聴者合わせて会場が溢れるほどの参加で勝ち取られ、活気と勢いのあるものでした。湘北合同労組は副委員長に就任された西村綾子さんの相模原市議選の過程で労働相談などを通して繋がった新しい人と、全金や電気、自動車、教組、自治労などで労働運動を担ってきた古参の活動家をベースに作られた合同労組です。

そのためか「新生」であるけれども、神奈川の労働運動の歴史を全部凝縮して、満を持して結成された「歴史と伝統」を感じさせる合同労組です。私は合同・一般労働組合全国協議会事務局長の立場で「湘北合同労組は現在的には全国の合同労組の中で一番後発の労働組合として発足しましたが、全国協のすでにある合同労組を一気に上回る合同労組になるのではないかと脅威と恐れを持って今挨拶しています」と述べました。本当にそう思いました。そのことは大会が進行し、多くの組合員が発言する中でますますその確信を強くしました。

ある組合員は「倒産解雇後アルバイトや非正規の仕事をして食いつないできましたが、本当に薄氷を踏む思いで生きてきました。父子家庭なので収入が6万5千円しかないときは本当にどうやって子を育てれば良いのか分かりませんでした。45件面接を受けてやっと今の職場に入りました。今日湘北合同労組が結成されて本当にうれしい」と述べました。彼の発言に湘北合同労組の組合員の全員の思いが込められていました。

湘北合同労組は3・11震災情勢の中で結成された合同労組であり、私は是非全国協に加盟してほしいと述べました。近いうちに全国協の26番目の合同労組として参画し、直ちに全国協の最強労組になるのではないでしょうか。西部ユニオンの顧問の佐野さんは「港合同の大和田さんは自分が生きてきた中で一番嬉しかったのは労働組合を結成した時だと述べています。自分の労働組合の結成大会に参加している、今この時が自分の人生の中で一番感動的な日だと言える歴史的な瞬間に今いるのです。人生を労働運動にかける仲間を作りましょう。」と述べました。わたくしの所属する東部ユニオンもそれに負けずに共に闘いぬきたいと思います。 大会終了後、参加者全員で記念写真を撮りました。こういう企画も斬新で面白いと思いました。その後、直ちに執行員会が開催され、6・5集会への全力結集と、残業代未払いの組合員の残業代を奪い返す闘いに直ちに投入することが決定されたと交流会の場で報告されました。交流会は小田急相模原近くの組合事務所で行われ、手作りの料理がふるまわれました。西村綾子事務所兼湘北合同労組事務所は駅からすぐで、メインストリートに面しているので労働相談などを受けるには格好の場所だと感じました。 (合同・一般労働組合全国協議会事務局長 小泉義秀)