”労働相談”ニュース 福島高卒求人41%減

 7月9日東京新聞に「福島高卒求人41%減」の記事が掲載された。”労働相談”ニュースとして紹介します。

 厚生労働省が8日発表した、2012年3月卒業予定の高校生の求人数は、ハローワークによる受け付け開始後5日間で4万346人分と前年同期比9・0%の減少となった。もっとも落ち込みが大きかったのは東日本大震災で被災した福島県の41・1%減。宮城県でも28・1%減となったほか東北、関東を中心に落ち込みが鮮明となった。

 同省は「震災後の電力不足による先行き不透明感で、求人の動きが鈍っている」と分析。政府は同日、厚生労働、文部科学、経済産業の三大臣連盟で経団連や経済同友会など主要経済団体に、新卒者らの採用拡大を要請した。東北・関東では岩手県を除く一二都県で前年同期を下回り、群馬県29・7%減、東京都23・7%減などとなった。

 岩手県内は内陸部の製造業でやや求人が持ち直したことに加え、労働局や自治体が早くから求人開拓に動いた結果、約二週間増加。西日本では求人が増えた自治体と減った自治体の数がほぼ同水準だった。業種別では、自動車産業は増加傾向だが、宿泊業など観光分野の求人が大幅に減少した。

高校新卒者の求人数は、09年度に受け付け開始5日間で6万人を超えたが、その後減少が続き、就職活動は厳しさを増している。