JR水戸支社抗議!動労水戸激励の取り組み要請!放射能に汚染された車両を、10月9日に勝田車両センターまで移送することに断固反対します!

 緊急行動のお知らせです。動労水戸より「JR水戸支社抗議!動労水戸激励の取り組み要請」が発せられましたので掲載します。

                   各位

   JR東日本・水戸支社は、常磐線久ノ浜~広野間の運転再開に伴い、震災以降広野駅に放置されていた放射能に汚染された列車を10月9日に勝田車両センターまで移送することを動労水戸に通告してきました。線量測定や除染もまったくしないまま、労働者に乗務、交番検査による被曝を強制しようとしています。
  これに対して、動労水戸は、10月8日にストライキを実施することを決定しました。 各地域センターは、傘下労組、共闘団体、反原発に取り組む運動体等にこの事態を知らせ、JR東・水戸支社への抗議と動労水戸への激励の電話・ファックスを組織して下さい。

  【抗議先】  JR東日本・水戸支社
    電話  029-221-6461
    FAX   029-227-0304
   
  【激励先】  国鉄水戸動力車労働組合
    電話    029-227-6020
    FAX     029-227-6291

   以下は、動労水戸からの抗議要請と報道機関宛の事前説明資料です。

               緊急抗議のお願い

  ご苦労様です。
  JR東日本は、9月末、広野駅に3・11震災以降放置されていた放射能に汚染された車両を、10月9日に勝田車両センターまで移送す流ことを通告し、労働者にその乗務を強制しようとしています。
 また、会社は、「国が『緊急時避難準備区域』を解除したから、放射線量は測定しなくても問題ない。除染もしなくていい」と開き直って、10月10日から広野駅までの延長運転を強行しようとしています。
 これに対して、現場では、不安と怒りの声が巻き起ころうとしています。いわき運輸区の女性労働者は、東労組の集会で、放射能に汚染された車両も測らず、除染もしないで乗務させられることに対して、泣きながら抗議するという事態も起きています。
 汚染された車両は、勝田車両センターで、動労水戸や平成採の労働者に交番検査で被曝を強制しようとしており絶対に許すことはできません。
 動労水戸は、この前代未聞の攻撃に対して、ストライキを含むあらゆる手段で闘う決意です。
 放射能に汚染された車両を計測も除染もせず、労働者に被曝を強制させる会社の攻撃を絶対に阻止しなければなりません。
 汚染車両の移送を絶対に阻止するために、全国からJR支社に抗議のファックス・電話を、全国から集中するようお願いします。

2011年10月5日

                            国鉄水戸動力車労働組合
                            執行委員長 石井 真一
    
  【抗議先】  JR東日本・水戸支社
    電話  029-221-6461
  FAX  029-227-0304
  

                新聞各社・報道機関 様

 連日の奮闘ご苦労さまです。私たちは、JRの労働組合で動労水戸(国鉄水戸動力車労働組合)です。
 JRの常磐線久ノ浜~広野運転再開(10/10予定)には重大な問題があることが判明しました。
 私たちは、利用者と沿線住民、さらにこの運転に携わる社員を放射線被曝から守るため、会社に放射線被曝に対するきちんとした対策をもとめ、懸案である車両メンテナンス外注化反対とともに、10月8日ストライキを実施します。
<経過と問題点>
 去る10月3日、JR東日本水戸支社は、政府の緊急時避難準備区域の解除に伴い、10月10日から福島第一原発から3km圏内の常磐線久ノ浜~広野を運転再開すると発表しました。私たち組合は、利用者や社員の健康被害に不安があるとして13項目の要望書を提出し、10月3日団体交渉が開催されました。
 不安は的中しました。この団交では、耳を疑いたくなるような重大な問題が発覚したのです。大きく問題は2つです。
 まず第1に、久ノ浜~広野運転再開に伴い、この区間の駅のホームや駅舎・跨線橋(こせんきょう)や沿線の除染は行わないということです。放射線量は各駅の線路上1mの測定値が明らかにされましたが(久ノ浜0.49、末続0.50、広野0.37μs/h)必ずしも低くないし、それ以外の駅構内は測定していないというのです。広野町などこれから町をあげて本格的な除染を行うとしていることに対して、除染しない理由を「国が解除したから大丈夫」としていることです。
 次に、この運転再開を前に福島第一原発から30km圏内の広野駅に震災以降ずっと置きっぱなしになっていた電車の車両を、除染もしないで、茨城県の勝田車両センターまで移送するという問題です。会社は車両の放射線量は測定するとしていますが、その基準値はない(!)というアリバイ的なものです。そんな汚染車両を安易に勝田に持ち込めば周辺住民はもとより、車両センターでこの車両を点検する社員の健康被害は取り返しのつかないものとなることは明らかです。絶対許されるものではありません。
 組合としては、こうした事実を会社内でも明らかにして、会社が放射線被曝に対してきちんとした認識を持ち、きちんとした対策をすることを求めていきますが、事態は急を要することから、会社内外に広くこの事実を知らせ警鐘を乱打することが必要だと判断した次第です。
 原発事故から一日も早く立ち直りたいという地元住民のみなさまの期待を裏切るような残念な話題ですが、政府の「解除」のみを根拠に利用者や社員を危険にさらしてまで運転再開を急ぐJR東日本のあり方は、政府・東京電力とグルで原発事故の被害を小さく小さく見せようという意図が見えるような気がします。私たちは、そうした中で犠牲になっていく住民や労働者の声を発信していかなくてはならないと考えています。

2011年10月6日 
                      国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)
                      執行委員長 石井 真一