国鉄解雇撤回10万人署名でブレークスルー! みやぎ連帯ユニオン委員長 金子哲夫

 みやぎ連帯ユニオンは国鉄解雇撤回10万人署名を多くの組合員が職場・地域で取り組み、ブレークスルーを実現しました。いったん全員解雇・選別再雇用の国鉄型解雇と闘う東北石けん闘争の勝利は国鉄1047名闘争の勝利と一体です。9・25判決を弾劾し、第2次10万筆署名を取り組む決意です。以下は組合員の取り組みの報告です。

 「解雇撤回の署名」が響く

0822石けん門前1 自分の職場で署名を集めることになかなか踏み出せずにいましたが、参議院選で山本太郎さんが勝利した日に、この情勢に乗っかってはじめました。

 会社との関係で全員にあたることはできないので、私と組合のことを理解してくれている方からお願いしました。署名用紙とパンフレットを示しながら「国鉄分割民営化の時に解雇された人達の判決が9月に出るので…」と署名をお願いしました。そうすると「まだがんばっているんだ」「知っているよ、動労千葉?」などの好反応で、お願いした方全員が署名を書いてくれました。また、私がためらっている方に対して、署名をしてくれた方が「○○さんもやれ~」と誘ってくれました。ほとんどの方が、以前連合系の組合員で、署名をするということに違和感がないとはいえ、この職場では初めての取り組みだったのですが、みなさんが快く署名をしてくれました。特に「解雇を撤回させるための署名です」というのが、響いていたと思います。結局延べ3日間で20筆の署名を集めることができました。

 ただ勤務時間の都合で、何人かの方たちには話ができなかったのは残念です。次回は、職場の全員を対象に、署名などをお願いしていければ、と思います。(けやき交通分会・青栁)

 まず、やってみることが大事
0822石けん門前2 私も遅まきながら、職場でついに署名を集めることができました。職場で署名を集めるのは初めてのことで、ずっと躊躇していたのですが、仕事中だぞと言われないかなとか、ドキドキしながら思い切ってお願いしてみました。

 「国鉄職員は遊んでいた、民間では通用しない」と、常日頃から言っていて、一番話しやすい人がこれではと、躊躇の原因でもあったのですが、快く署名を引き受けてくれました。

 「遊んでいた人間は、26年間もたたかわない」と、組合を頑張っていたが故の共感があったと思います。彼は、社会党や組合が綱領から社会主義を外した時も「社会主義は理想なんだ。ただやっている人間が悪いだけなんだ」と抵抗したそうです。それに対して、「総評の時に、あんなに組織していて、社会主義(革命)につながっていると思わなかったのですか?」と聞いたら、「まったく感じられなかった」ときっぱり答えていたのが印象的でした。ユニオンは、総評の限界を乗り越える、魅力的な組合として発展していきたいと思い ます。

 「まずやってみることが大事なんだ。やってみたらなんとかなるんだ」とは、宮城の某労組委員長の口癖ですが、本当にその通りです。一歩踏み出し、相手と向き合うことで得られるものは、結果はどうあれかけがえのないものであることを学んだ署名の取り組みでした。今回の経験を生かして、団結の拡大へとつなげていきたいと思います。(S)