<訪韓報告> 国鉄決戦を闘いぬき、国際連帯のさらなる発展へ  広島連帯ユニオン書記長 壹貫田康博

DSC_0138 11月9日から5泊6日の訪韓闘争は、国鉄決戦を基軸に外注化阻止・非正規職撤廃を職場で闘い抜いた11・3労働者集会の成功と一体で勝ち取られました。ソウルでの全国労働者大会は、全教組の非合法化やサムソン電子の非正規労働者の抗議自決を受けて、民主労総の組織をあげてのすごい熱気と一体感でした。集会後のデモは、片側車線全部を埋め尽くして喚声のウェーブや駆け足デモを繰り返しながら、チョンテイル烈士像を目指して突き進みます。これに続く広島連帯ユニオンとしての大邱訪問で、それを可能にする組合活動の一端を見ることができました。また、全国協として訪問した弘益大学での交流は感動的でした。労働者大会で「線を越えよう」とのアピールがありましたが、それを実践してきた労働者の姿がそこにあります。

  慶北大学でのシンポジウム

 慶北大学でのシンポジウムでは壹貫田が「広島における反核・反原発運動と被曝労働阻止の労働組合の闘い」、民主労総大邱地域本部での合同討論会では宮原青年部長が「広島における青年労働者の合同労組への組織化」、動労西日本の山田書記長が「崩壊するJR体制と動労千葉・動労総連合の解雇撤回と外注化阻止の闘い」と題してレポートし、意見交換しました。大邱からの発言は、鉄道民営化反対ストや非正規教育労働者のストを前に、パククネ政権との決戦に向かう決意に満ちたものでした。新自由主義攻撃との闘いという点では日本と同じです。日韓の闘いをともに発展させる中に勝利はあります。

 大邱周辺の労組訪問

 また、大邱周辺の労組訪問では、四ヶ所の闘いの現場を訪問しました。KECでは、昼休憩に出てくる労働者を食堂前で横断幕とユニオン旗を拡げて出迎えました。大口径のスピーカーから労働歌が流れる中、組合員は民主労総のベストをつけて食堂へ向います。非正規職の解雇撤回を闘う慶北大学病院でも、駐車場にテントを張って輪番で泊り込み、20名ほどの組合員が職員食堂の前でメッセージボードを持って労働者にアピールしていました。建設労組の3名がクレーンで高空籠城している現場では、スマホのテレビ電話で交歓しました。

 城西(ソンソ)工団労組では、それぞれの組合の取り組みを交流しました。6万人規模の工業団地全体をひとつの一般労組として、中小零細企業の非正規職労働者や移住労働者を企業の壁を越えて階級的に組織する闘いに奮闘しています。無料診療や語学教室など、生活レベルの地をはうような地道な闘いの中で組合員が主体的に参加する組織が培われています。広島連帯ユニオンでも拠点建設と並ぶ課題として広島市福島地区での組織化に着手しましたが、学ぶことばかりです。

 闘いの方向は鮮明

 具体的な連帯が始まりました。闘いの方向は鮮明です。国鉄決戦に確信を持ち、全国協の団結をさらに打ち固め、自らの職場での闘いに執念を燃やそうではありませんか。多くの皆さんのご支援で非常に中身の濃い訪韓となりました。紙面を借りてお礼を申し上げます。