多くのひとと繋がり、共に生きれる世の中を! 3月21日モリタ争議一周年集会に45名 ちば合同労動組合モリタメディック分会・宅間総子

 モリタ分会を結成

IMG_5563[2] 以前自分は、千葉県松戸市の工業団地内で歯科器具・薬剤等を扱う「モリタ」という会社の物流倉庫で働いていました。少し経って理解したことですが、派遣会社ティーオーピー・プログレス(TOP)を通して請負契約の下で働く契約社員として仕事をしていました。同じ現場で働く仲間への解雇をきっかけに合同労組としての活動を始め、晴れて解雇撤回をさせて仲間の現場復帰を実現しました。

 契約打ち切りとの闘い

 雇用されているTOP側に有給取得制度の整備・周知や賃上げなどを要求したり、モリタに直接雇用させるよう追及しろと要求してきました。組合員こそ増えませんでしたが、現場の労働者からアンケート等で意見を積極的に集めて団交に活かしたり、飲み会を開いたりと、自分たちが労働組合員として活動する姿を見せることで、組合の存在を少しずつ浸透させていこうと努力していました。

 その中途、2013年11月にモリタより契約の打ち切りを言い渡され、TOPの労働者がまるまる路頭に放り出されるという激しい攻撃をくらったのです。

 全国の闘う仲間の支援に感謝

 契約打ち切りとの闘いはとても困難でしたが、その時まで関わりの薄かった労働者とも話をしたり、打ち切り撤回を求める署名を通して共に行動したりと、これまでにない新たな動きも作り出すことが出来ました。その活動の全てを、ちば合同労組の仲間はもとより、全国の闘う仲間が様々な形で支援してくれていました。今でも本当に、言い尽くせないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

 「ふたり」から「さんにん」へ!

 しかしながらモリタは、団交にも全く応じないまま打ち切りを強行し、自分たち組合員も含めた20余名の労働者が、モリタの現場を追われてしまいました。全国の仲間のみなさんの存在を、労働組合の存在を現場の仲間に伝えきれなかったことが本当に悔しい。
 しかし、なんと現場を追われる直前にひとりの仲間が組合に加入してくれたんです。前は「ふたり」でしたが、その仲間と一緒に今は「さんにん」で、モリタ前でのビラまきをしたり組合行事へ参加したりと、元気に闘っています。

 仲間を思いやり、仲間のために闘う

 3月21日、争議一周年を記して報告集会を開かせていただきました。新たな組合員は、「モリタとの関係に進展はないけど、出来ることを頑張りたい。虫が苦手だけど、近い内に三里塚の農業の手伝いにも行きたい。」と話しています。モリタメディックの分会員は全員が20~30代です。

 労働組合も畑仕事も(笑)知らない若者が、信念を曲げないほんものの労働運動と出会って、仲間を思いやり仲間のために闘うという生き方を選んでいます。これがモリタメディック分会で労働運動をしてきて手にできた、一番の宝物だと思っています。