スキル評価制度を打破し、8月に未払い分を取り戻し、10月からの雇用更新も約束させる! 郵政非正規ユニオン杉並分会・木梨

 1年数ヶ月のスキルダウン評価

M組合員は20代の非正規雇用社員。6か月雇用契約を20回以上繰り返してきた。2013年4月からの雇用契約で2ランクのスキルダウンを強制され、時給を210円もカット。年間40万円以上だ。半年後1年後の契約でも評価はそのまま。怒りは爆発! 郵政非正規ユニオン・東京西部ユニオンに加入し、杉並区議補選告示の5日前、6月16日に日本郵便荻窪局と本社・東京支社に対して『組合員通告と団交要求』をたたきつけた。局内からの杉並分会の旗揚げは郵政資本と既成労組に衝撃を与えた。

 第1回団交― 賃金差額の全額追給の約束と謝罪

P1010251 7月16日の第1回団交の場で『スキルダウンに関して「事務上の誤り」があった。13年4月に遡っての賃下げ撤回と賃金差額の全額追給する』と約束させ、出席した4人の管理職員は『遺憾でした』と頭を下げた。日頃、おごりと傲慢さで職場を支配してきた管理職に一泡吹かせ、この数年全国で膨大な非正規労働者を「自主退職」に追い込んできたスキル評価制度に風穴を開け、4・16鈴コン勝利判決に続いた!と自負しています。

巨大ブラック企業郵政資本は、郵政民営化・JPEXの破たんのつけを現場労働者に押し付け、『賃下げを受け入れるか、嫌なら辞めろ・・・』これがスキル評価制度と非正規職雇止めセットの郵政労務政策です。自死にまで追いやられた労働者もいたし、「自主退職」に追いやられた労働者がどれほどいたことか。すでに40万郵政労働者のうち半分を非正規職化し、さらに4月に導入した新人事・給与制度で全員非正規職化を進めている。団交の場で局は「Mさん以外にスキルダウンの誤りはない」「本社・支社からの経費・予算の削減指示はある」とのうのうとうそぶいています。許せません!

第2回団交― 未払い分の支給と雇用更新の約束

8月13日の第2回団交で当局は、差額追給をもって「これで、全てなかったことにしてくれ」「今後の団交拒否」の姿勢を露わに。文書化拒否、組合への支配介入、団結破壊、不当労働行為の固まりです。団交参加者の怒りで跳ね返し、『持ち帰り検討』と団交継続を約束させ、8月に未払い分を取り戻し、10月からの雇用更新も約束させました。

闘いはこれから― 杉並分会の強化・拡大を!

たたかいは始まったばかり。職場に渦巻く怒りを束ね、仲間作り、組織拡大が郵政資本への私達の回答です。分会は①スキル評価制度の廃止②非正規職を期限の定めのない雇用へ③不当労働行為を許さない④欠員補充等、まともな労働条件を⑤たたかう労働組合をつくろう・・・の基本的立場と要求を掲げてたたかっています。荻窪局の闘いは、外注化と闘う国鉄・JRの闘いと1つです。現に「交通事故多発職場」です。欠員を1年近く放置しているのですから。これと闘えば闘うほど民営化とは何かを暴露できます。これからが実際の組合づくりです。