山下ゴムは吉崎製作所の解散を撤回しろ!子会社の勝手な解散-全員解雇を許さない! 東京東部ユニオン吉崎製作所分会

 

securedownload[3] 2月11日、東京東部ユニオン吉崎製作所分会は、吉崎製作所の親会社である山下ゴム本社に対して、会社解散撤回の団体交渉申し入れを行いました。申し入れには、動労千葉、動労水戸をはじめ首都圏の仲間30名が結集しました。会社は門扉を閉じて申し入れ書の受け取りを拒否しましたが、門前で、参加者全員で山下ゴムに怒りをたたきつけました。周辺に住む人たちも、口々に驚きと怒りの声をあげました。

 突然の会社解散

securedownload[2] 千葉県白井市に工場を持つ株式会社吉崎製作所は、昨年末、今年6月で会社を解散すると発表しました。吉崎製作所の従業員には寝耳に水の出来事です。

 吉崎製作所は、山下ゴム株式会社(埼玉県ふじみ野市亀久保1239)が100%株式を保有する子会社です。昨年1113日の臨時株主総会で吉崎製作所の解散を決議したと言っていますが、株主は山下ゴムだけですから、山下ゴムの都合で吉崎製作所を解散して、そこで働く労働者を路頭に放り出そうとしていることは明らかです。「赤字」を理由にしていますが、吉崎製作所の取引は7割が山下ゴムで、山下ゴムのさじ加減ひとつで、どうにでもなります。しかも親会社の山下ゴムは2013年度には40億円近い経常利益を上げているのですから、作られた赤字で労働者がクビになったのではたまりません

 金儲けだけの山下資本

 山下ゴムは「最廉価調達」といって、国内生産を縮小して、海外生産にシフトしています。コストダウンのために人件費の安い地域をさがして東南アジアを荒らしまわっています。2014年にはベトナム工場が完成し、将来的には本社機能をベトナムに移転するとしています。ベトナム工場は金型も含めた内製一貫工場にする計画です。

 北米・タイ・インドネシア・ベトナムと、自動車業界の海外展開に随伴して生産を海外移転させて、国内工場の閉鎖―クビ切り・強制配転を労働者に強いてきたのが山下資本です。労働者の生活など一顧だにしていません。「山下ゴム・ブラック」で検索すると、インターネットの掲示板には、クビになった元従業員の怨嗟の声があふれています。

 偽装解散を許さない

 ところが、昨年来、為替が円安にふれています。海外からの逆輸入では為替差損が発生するということで、自動車業界は「為替変動に影響されない体制」として、国内生産分は国内で部品調達すると方針転換しました。山下ゴムも国内に1工場を残すとしています。国内に生産を残すのならば、吉崎製作所の解散を撤回するのが当然です。資本の金儲けの都合で労働者の生活がふりまわされることなど認められません。

 私たちは、会社解散反対―解雇阻止で団結して闘い、絶対に吉崎製作所と親会社の山下ゴムに雇用責任を取らせます。