民主労総ゼネスト情報(2015年9月19日)

韓国・民主労総のゼネスト情報(9月19日付)が寄せられました。

国会前と全国各地で万余の人民が阿倍政権の戦争法案阻止に立ち上がりました。たたかいはこらからだ。人民の決起に怯(おび)えた阿倍政権に対しゼネストを準備し民主労総と連帯してパククネ打倒、阿倍打倒に決起しよう。

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●9月23日に緊急ゼネスト敢行を決定!

民主労総は9月17日、全国の職場・地域代表者500人を集めて全国単位事業場代表者大会を開催した。ハンサンギュン委員長が「パククネ政権を絶対に許さない」「財閥だけが私腹を肥やす世の中をひっくり返す大反撃の砲門を開こう」と、チュソク前の緊急ゼネストを訴えた。この提案を受け、全員が熱い決意で9月23日のゼネストを決定した。
※チュソク(秋夕)は韓国のお盆休み。今年は9月26~29日の4連休
この場には、4・24ゼネストを理由に拘束されて11日に獄中から出たばかりの大邱地域本部長も参加し、「本当に命をかける闘いをやるべき時は今だ」と、パククネの本拠地である大邱でパククネを打倒するとの決意を表明した。
全員がこの場で「총파업(チョンパオプ=ゼネスト)」と書かれた赤い鉢巻きをしめ、「この鉢巻きは単なるスローガンではない。この鉢巻きの色が赤い理由は、労働者の闘いの血、心臓が刻まれているためだ」と確認した。

●ソウル地域本部長も先頭に
p20150919

この前日、9月16日には政府与党が勤労基準法や派遣法など五つの労働法の全面改悪案を国会に一括提出した。13日の労使政合意よりもっとエスカレートした内容で、韓国労総からも「合意」の範囲を超えると抗議が出たほどの大改悪だ。
民主労総はこの日、全国16ヵ所で一斉に、政府・雇用労働部への弾劾行動に決起した。ソウルでの行動にはソウル地域本部のソヒョンソク本部長(写真)が先頭に立った。
16日にはまた、非正規職撤廃を闘う約360の市民社会団体で構成された「チャングレ生かす運動本部」が、「政府が労働者の暮らしをどん底に突き落とすのを見ていられない」と、ソウル都心で路上座り込みに突入した。

●鉄道で外注化攻撃との激突始まる

パククネ政権はさらに「公共機関の正常化」「効率化」の名で、外注化をテコとした公共部門への大規模な整理・再編攻撃にのりだした。
韓国鉄道公社(コレイル)は、2017年から物流、車両整備・リース、維持・補修部門をすべて子会社に移行させる計画を立てた。すでに電気分野の外注化が始まり、次は車両の整備・施設管理が外注化されようとしている。コレイルは他方で、首都高速鉄道などの新路線開通に伴い2721人の人員補充が必要と試算したが、この補充を新規採用によるのではなく、外注化により行うと発表した。
鉄道労組は、これは大量解雇・非正規職化と安全破壊への道だと弾劾し、16日に記者会見を開いて全面対決の闘いを開始した。