全国協ニュース第91号を発行しました!

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全国協ニュース 2015年10月18日第91号 news0091.PDF

(1面)
11・1 一万結集の最先頭に全国協が立とう!
(2面)
労働相談と職場の闘い  (55)東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会
(3面)
労働日誌 (10月4日~10月18日)
(4面)
合同・一般労働組合全国協議会 第7回定期大会の成功を勝ち取る! 事務局長 小泉義秀

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11・1 一万結集の最先頭に全国協が立とう!

日本共産党・志位が安保に賛成と明言

日本共産党委員長の志位が共産党の目指す国民連合政権のために「安保に賛成」を明言した。党の路線は変えないが、連合政権のために安保を容認するという。自民党の菅官房長官は「選挙のためでしょ」と切って捨てた。こんなペテンは自民党にだって通用しない。
日本共産党は自衛戦争賛成、自衛隊賛成、原発賛成、核武装賛成の党派だ。3・11前は原子力の平和利用賛成を党是としてきたことは多くの人が知っている。ソ連や中国の核は「良い核」だとして米帝に対抗する抑止力として核兵器に賛成してきたのも有名な話だ。朝鮮侵略戦争のための「作戦計画5015」が明らかになっているこのタイミングでの志位発言は、日本共産党が朝鮮侵略戦争に賛成の意思表示をしたことを意味する。シールズの奥田らが述べていることと同じだ。
8月31日から9月9日にかけて自衛隊と米軍およそ4千人が参加する大規模な上陸作戦がカリフォルニア州で行われた。自衛隊は陸海空1100人のかつてない大部隊が参加した。訓練では自衛隊が米軍に先んじて「敵地」に上陸して攻撃目標を無線で米軍に知らせ、沖合からの艦砲射撃や空爆を誘導するといった従来の自衛隊の任務体系には存在しなかった実践的な内容が盛り込まれた。これは朝鮮半島への上陸作戦を想定したものである。戦争法案の強行採決後はもっと事態が進んでいる。これらの事態を踏まえて志位発言となったのだ。

国際連帯の力で朝鮮侵略戦争阻止を!

UAゼンセンは改憲賛成、徴兵制賛成の労働組合である。拉致問題を労働組合で取り上げて署名運動を推進し、今度は改憲推進署名の先頭に立っている。他方で職場では資本と一体となって首切り・非正規化の先兵となっている。150万人の最大の組織になったのは資本と一体になってユニオンショップ協定を結び、組合員を拡大してきたからだ。しかしこんな御用労働組合は労働組合とは言わない。
「週刊東洋経済」10月17日号は『絶望の非正規』とタイトルをつけた特集を組んだ。氷河期世代の非正規第1世代が40代に突入した現実を描いている。この現実が現体制の真の姿であり、民主主義の行きついた先だ。シールズや共産党は「民主主義を守れ」「自衛隊賛成」「体制変革は考えていない」という。それはどういうことか? 現在の新自由主義を守れということだ。新自由主義は労働者全員を非正規に叩き込み、戦争を行うことによってしか生き延びることはできない。革命を考えないということは戦争賛成、労働者の非正規化を容認し、労働者は資本の奴隷となって屈服し、戦争と資本の攻撃の中で死ぬしかないとうことだ。自殺者が毎年3万人もいて、青年の自殺率は帝国主義国の中では第1位だ。生活保護世帯も急増している。労働者が生きていけない現実がここにある。
労働者階級は労働組合を組織し、資本と闘うことによってしか生きることはできない。「生きさせろ」の闘いが全国協の闘いそのものだ。戦争を止めることができるのは労働者のストライキだ!11・1日比谷野音に大結集しよう! 民主労総のようにゼネストを闘える全国協に飛躍しよう!

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cut_white-bord  労働相談と職場の闘い  (55)

東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会

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10/17スト・決起 集会―一日行動報告

10月17日8時よりスト突入集会を浮間舟渡工場前で貫徹し、吉本伸幸、鈴木善弘組合員の2名が指名ストに突入した。1日中いくつかの駅で街宣を行い、19時より杉並産業商工会館で「10・17鈴コン闘争報告・決起集会」が開催された。集会に先立ち、労働委員会の勝利命令を故田口組合員のお墓へおこなっている様子がビデオが上映された。
集会の最初に支援共闘会議の花輪議長が挨拶に立った。花輪さんは「鈴コン資本は労働委員会命令を守らない。第二次争議は不可避だ。その前に今回の裁判の弁護士費用が払えるように本を出版しました。私はもう15冊売りました。みなさんも周りに本を広げてください」と発言。
全学連の斎藤委員長は不当逮捕された4名の全学連の仲間の即時奪還を訴えた。
鈴コン弁護団長の鈴木達夫弁護士は「問題の本質はスパイということだ。追いつめられた権力がスパイを使った。スパイを摘発したことが勝ちだ。権力の敗北の上に起訴攻撃がある。スパイを潜入させたり、おとり捜査は一番ダーティなやり方だ。我々は全力を挙げて奪還する。」「11・1に日中韓の首脳が会談をやる。我々は日比谷野音で集会を行う。1億総活躍社会というのは1億総非正規化のことだ。その攻撃に闘って勝っているのが鈴コンだ。私は来年の参議院選挙に立候補することを決意しました」と述べた。
動労千葉の新執行委員の木科さんが10・1の動労千葉のストライキについての報告と「現場で鈴コンのように闘いひっくり返してやろう」と闘いの決意を述べた。
動労水戸の池田執行委員は「全国30か所から講演依頼が来ていて、昨日私は奈良へ行ってきました。その前は三重でした」と報告。
集会の基調報告を鈴コン分会書記長の吉本さんが行う。「学生に対する弾圧も、街に対する弾圧も、鈴コン分会にもかけられた。会社は組合員だけ会社都合の休みを強制し、手当をカットしてきている。今日のストライキはこういう新たな不当労働行為攻撃に対する反撃であり、都労委命令を守らせる闘いだった。」と吉本さん。ストライキ通告の第7に「安倍政権の安保関連戦争法案反対」を突き付けているのは鈴コン分会の真骨頂を示している。
共闘会議の呼びかけ人の動労千葉OB会の永田さん、東京一般労働組合東京音大分会の高橋分会長、精研労組諸永委員長が決意を述べ、西部ユニオン山本副委員長が17日に発売された『非正規が闘って勝った』(発行・出版最前線、発売・星雲社 1200円)の宣伝を行った。
鈴コン分会から鈴木善弘組合員、吉本伸幸書記長、佐藤靖宏組合員が決意表明。
さいたまユニオンから大石分会の笠松分会書記長と田畑本部委員長、新しく結成された中部ユニオンの原委員長、東京北部ユニオンの吉崎委員長、なんぶユニオン宮里委員長、青年労働者を代表して精研労組青年部の赤羽さんが決意表明した。最後に全国協小泉事務局長が「まとめと行動提起」を行い団結ガンバローで集会を終えた。11・1に向かって勝利感に満ちた総決起集会となった。
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労働日誌 (10月4日~10月18日)

介護事業所などの倒産、過去最悪にー改定と競争激化が影響か 帝国データバンク

医療介護CBニュース 10月12日

今年の有料老人ホームや通所介護事業所などの倒産件数は過去最悪となる見通しであることが、帝国データバンクの12日までの調査で明らかになった。今年1月から9月までの倒産件数は45件となり、過去最多の倒産件数となった一昨年と、既にほぼ肩を並べている。理由について帝国データバンクでは、2015年度の介護報酬改定が9年ぶりのマイナス改定となったことや、事業者間の競争激化などが影響していると分析。今後は人材不足を原因とした倒産の増加も懸念されるとしている。

帝国データバンクでは、今年1月から9月までの有料老人ホームや通所介護事業所、訪問介護事業所など老人福祉事業者の倒産件数やその負債総額などについて、調査・分析した。
その結果、倒産件数は45件で、昨年(45件)や過去最多を記録した1昨年(46件)と肩を並べた。また、2000年以降に発生した老人福祉事業者の倒産件数は累計で300件に達したが、その45・3%(136件)が13年以降に発生していた。
今年に入って倒産した事業所をサービス種別で見ると、最も多かったのは「訪問介護、通所介護サービス」の40件(88・9%)で、9割近くを占めた。また、負債総額別では、「1億円未満」が38件(84・4%)で最も多く、以下は「1億円―5億円未満」(5件、11・1%)、「5億円―10億円未満」(2件、4・4%)となった。倒産態様別では、45件すべてが破産だった。

■今後は中規模事業者の倒産も増加か

帝国データバンクの担当者は、「これまでは小規模の事業者が倒産の大半を占めていたが、今後は、同業者に対する与信管理の強化や利用者、現場スタッフの大手志向の高まりもあり、負債10億円規模の中規模事業者の倒産が懸念される」としている。

民主労総ゼネスト情報(10/16)

●公共運輸労組がストに決起! ソウルの大会に1万2千人

10月15日午後2時から、ソウル大学路で「安易な解雇・一生非正規職の労働改悪阻止、民主労総公共労働者ストライキ大会」(民主労総主催・公共運輸労組主管)が、1万2千人を集めて開かれた。この日、公共運輸労組は、韓国ガス公社支部が首都圏800人、医療連帯本部蔚山病院分会1000人がストに突入。国民年金公団支部3800人、鉄道施設公団労組800人が組合員総会の形で実質的な職場放棄に立った。鉄道労組、ソウル地下鉄労組などは集団年休闘争で決起した。
さらに、上部団体が存在しない独立組合の国民健康保険組合5000人が賃金ピーク制反対を掲げてストに突入、一部は民主労総主催のストライキ大会にも合流した。韓国労総傘下の公共連盟の指導部も大会の場に結集して連帯の意を表した。
ハンサンギュン委員長は映像で「威力的なゼネストだけがパククネを粉砕できる」とし、11月14日の全民衆総決起大会を必ず成功させようと訴えた。チョサンス公共運輸労組委員長は、公共部門の労働者が全労働者の先頭で勝利への道を切り開こうと決意を表明した。
保健医療労組も10月下旬のスト権確立投票を経て、10月29日にストライキを予定している。同労組ソウル本部は14日に総決起大会を開き、キムスギョン本部長と支部長13人が決意を新たに断髪式を行った。

●教科書問題で新たな火が燃え がる

パククネ政権が韓国の歴史教科書を全面的に書き換え、かつ国定教科書とする方針を打ち出した。これに対し、「パククネはついに独裁政治の全面復活に動き出した」「親日・独裁美化の教科書など絶対に許さない」の声が、全国・全社会から一斉に上がっている。歴史学者は教科書執筆拒否を宣言。教育労働者と父母は全教組を先頭に、使用拒否を宣言する闘いを開始した。

VWー排ガス規制逃れ問題 派遣解雇を検討

【ベルリン共同】DPA通信は17日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の経営陣が排ガス規制逃れ問題を受け、派遣従業員のリストラの検討を始めたと伝えた。従業員側の話としている。経営危機に備えた人員削減の一環とみられるが、規模などは不明。

ドイツメディアは、VWの乗用車部門の2015年12月期決算が赤字に転落する見通しと報道。不正対象車は最大約1100万台に上り、リコール(回収・無償修理)や顧客の損害賠償に備えた膨大な支出が予想される。雇用への影響も懸念されている。

DPAによると、ドイツ国内には約7000人のVW派遣従業員がいる。グループ全体では約59万人の従業員を抱える。

従業員側の関係者は取締役会で人員削減が議論されたことを明らかにし「派遣従業員の雇用を守るために全力を尽くす」と語った。
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合同・一般労働組合全国協議会

第7回定期大会の成功を勝ち取る!

合同・一般労働組合全国協議会事務局長 小泉義秀

群馬の仲間の発言が大会の成功を決定づける

10月10日、都内において合同・一般労働組合全国協議会第7回定期大会が勝ち取られた。大会には36名の代議員と傍聴者・来賓合わせて60名が参加し、議案を満場一致で採択。新役員を選出し、年間ストライキ権を確立した。大会には、新たに結成され全国協に加盟した徳島合同労組、東京中部ユニオンの2人の委員長が代議員として初めて参加するなど、全国の闘いが大きく前進していることを確認できる。全国協の組合員は全体で昨年より1割増えた。非正規の労働者が組合を新たに結成し、職場に仲間を作り、分会に組織していく闘いは多くの困難を伴う。しかし全国で必死に闘い抜き前進を勝ち取っているのだ。
大会で全国の仲間が注目したのは群馬合同労組のタクシー労働者の発言だ。24時間を超えることもある連続勤務とパワハラへの怒りで眠ることができなくなる。そういう中で睡眠薬を大量に飲んで救急搬送され、命を取り留めたあとで動労千葉の存在を思い出し、ホームページから群馬合同労組につながり、3人で分会を結成して闘い抜いているという。「先輩の仲間から敵よりも1日長く闘えば勝てると教えられました。闘いの中に生きる展望を見出しました」という発言には目頭が熱くなった。

朝鮮侵略戦争と対決する路線と組織方針

大会は、全国協が世界大恐慌の本格的激化と世界戦争危機の三正面での激発という時代に真っ向から立ち向かい、階級的労働運動の発展の最先頭で闘い抜く時代認識と路線と共に強力な組織方針を確立した。安保・国会決戦が示した国家・資本との非和解的に対決する労働者の決起を団結の力に変えるということだ。安保・国会決戦の怒りは戦争への怒りと共に、労働者、特に青年労働者が非正規や貧困・大失業に突き落とされていることに対する根底的なものである。
JRこそ社会の全矛盾が集中し、事故が激化している。JRの正規労働者、下請け関連も含めて非正規労働者を組織する闘いが動労総連合建設だ。全国協は全国の合同・一般労組の組織強化拡大の闘いと一体で動労総連合建設の闘いの先頭に立つことを第7回定期大会の最大の課題として決定した。
大会で朝鮮侵略戦争の「作戦計画5015」計画の問題や、シリアの難民問題などの情勢を分析し、議論したのは戦争と労働者階級にかけられている非正規化の攻撃はメダルの裏表の関係にあるからだ。安倍は戦争法案採決を強行し、内閣改造を行った。しかし安倍は盤石なのか? 秋の臨時国会も開けないのだ。大会で確認したように基礎年金部分や郵便貯金など大量の資金を私物化して株に投入して釣り上げてきた株価の暴落ー国債暴落は時間の問題であり、新自由主義の崩壊の上に成り立っている危機的政権なのだ。労働者は生きるために闘わねばならない。「膝を屈して生きるよりは立ったまま死のうじゃないか」が韓国民主労総のスローガンだ! 全国協もそのスローガンを我がものとして闘い抜こう!