民主労総ゼネスト情報(11月14日) 訪韓団からレポート2

14日の大闘争報告の続きです。昨日の状況をもう少し詳細に報告します。

まず初めに強調して確認できることは世界でゼネストを構えているのは民主労総だけだということです。
賃金ピーク制というのは58歳で賃金を6割にされ、雇用を延長する攻撃です。シニア制度と同様の攻撃であり、だから民主労総は11月集会翌日の理念交流の時に最初にこの問題に関連して質問してきたのです。
動労千葉訪韓団100余名の他に海外から代表団がたくさん来ていて、いくつかの代表が挨拶をしました。発言はありませんでしたが、全労協の旗と共に国労本部の旗を掲げて国労本部が登壇しました。今回は動労千葉訪韓団が全体の会場で紹介はありませんでした。しかし民主労総ソウル本部がデモの最先頭で動労千葉訪韓団はすぐそのあとに続き国際連帯参加団体の中でも別格の存在として位置づけられての集会・デモへの参加になっています。

集会の前に民主労総のソウル本部の事務所に招かれ直接民主労総から意思一致を受けました。「民主労総が闘うので訪韓団はともに闘い拍手してください」。さらに、民主労総の指示に従い整然とデモを打ち抜くこと。デモは激突が予想されていたので走れない人は最初からデモから外れてホテルに帰るように指示されました。現実にデモは途中で走り、デモ隊列を広げて、車列を排除して空間を作り、光化門広場に進撃していくのです。このデモは許可されたものではないので左右の道をうねりながら、いくつかの部隊に分かれて光化門にまで向かうのです。光化門では農民や学生が数万に規模で集会を開催していました。そこへ民主労総を合流させない警備の攻撃がありました。1400台のバスが全国からソウルへくるというすごい状況の中で闘われました。
訪韓団はソウル本部の指示で決まった位置で待機していたので最前線の様子を直接見ることは出きませんでしたが、カメラマンは最前列の写真を撮っています。それによればバールで機動隊車両を破壊し、ロープをつけて引き倒すために皆で引っ張っていたようです。放水はそれに対する攻撃としてあり、かなりの長時間激突していました。韓国のテレビで放映され、NHKでも少し流されたようです。
スポーツバーでサッカーを見るようなお店が日本でありますが、ソウルでは「デモバー」ともいえるデモと集会の実況中継をやっているお店がありました。デモの途中人だかりがしているので何かと思い覗(のぞ)くと大きなスクリーンがあってそこで映像が流されていました。
キムサンギュン委員長は集会直後に逮捕されたようですが11・14の集会に彼が登場した時は「キムサンギュン」と大歓声が開場中から上がりました。ゼネスト方針を出して全国にオルグに入り、現実にそれを実現し、11・14大闘争を打ち抜くその大衆性と戦闘性の両方を併せ持つ民主労総の闘いから学びたいと思います。

15日は動労千葉・動労水戸は鉄道労組を訪問し、他はコルトテックとホームプラスの闘争現場を訪問します。ホームプラスは8・15にきたキムジンスクさんらの闘っているところです。
以上、現地訪韓団よりのとりあえずの報告です。
小泉