民主労総ゼネスト情報(2016年7月25日)

事務局

民主労総ゼネスト情報(2016年7月25日)

7/22日の金属労組ゼネストと上京闘争についての報道です。
ソンジュ住民の決起もますます重要です!

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

p20160725c

●金属労組15万が97年以来最大のゼネストに決起

7・20民主労総ゼネストに続いて7月22日、金属労組組合員15万人が全国・全職場で6時間のストライキを決行した。1997年の労働法改悪阻止闘争後、最大規模のゼネストとなった。このうち3万人がソウルに上京し、市内2ヵ所に分かれて財閥大資本とパククネ政権を糾弾する大集会を行った。
p20160725a 現代自動車・起亜車支部などの組合員1万5千人は、22日午後4時から現代自動車本社前で大集会を開いた。組合員たちは「財閥改革、構造調整阻止、共同交渉争取」のスローガンを手に手にかざした(写真)。会場には、悪質な労組破壊攻撃により命を絶ったユソン企業のハングァンホ烈士の遺影が掲げられた。キムサング金属労組委員長が「この地の財閥は憲法の上に君臨し、自分たちの腹を満たすために労働者を死に追いやっている」と、現代車資本とユソン企業による労組破壊・労働者殺しを糾弾し、「この責任を必ずとらせる」と戦闘宣言をたたきつけた。
サンヨン自動車、韓国GMなど1万5千人は同時刻、ヨイドの国会近くの産業銀行前に集まり、政府に「構造調整」という名の一方的な大量整理解雇の即時中止を求めて闘った。現代重工業を始めとする造船労連の組合員もこの場に合流して闘いをともにした。
これに先立ち、サムスン電子サービス支会の労働者700人はサムスン資本への糾弾闘争に立った。「財閥の世の中 サムスンからAS(=アフターサービス)します」の横断幕(写真)を掲げ、下請け労働者の労災事故死に対し「サムスン資本は責任逃れせず、安全対策のための交渉に応じろ」と要求した。「「スーパーカプチルサムスン!財閥天国!労働地獄!」「行こう!今こそ財閥改革だ!」の声が、サムスン本館前に鳴り響いた。(「カプチル」とは弱者を抑圧する強者という意味)
上京闘争を闘った金属労組組合員はその後、夜8時から光化門広場で行われた、財閥改革市民広場組織委員会が主催する「乙たちの合唱“財閥が問題だ”」と題する文化祭に合流した。(「乙」とは甲乙の乙で、強者により抑圧されている側を示す)

p20160725b

●サード配備撤回求め、現地住民が上京闘争

7月21日には、サード配備予定地とされた慶尚北道・星州(ソンジュ)郡から、住民2000人がバスを連ねて上京し、ソウル中心部でサード配備の白紙撤回を求める集会を開いた。7月15日の星州現地での、住民3000人が首相と国防長官に卵を投げつけ6時間にわたって包囲・弾劾した大闘争に続く、怒りの行動だ。
星州はもともとパククネが最強の地盤とする地域で、パククネが当選した2012年末の大統領選でも、星州では住民の86%がパククネに投票したとされている。ハンギョレ新聞のインタビューに住民たちは、パククネに投票したことを「血を吐く思いで反省している」と語り、「80年光州やセウォル号遺族たちの心境が分かるようになった」と話している。パククネの「岩盤」とされてきた地域からのこの「まさかの大反乱」に衝撃を受けたパククネ政権は、「住民の反対は外部勢力の扇動によるもの」とわめいて分断と収拾に動こうと必死になっているが、さらに墓穴を掘るものだ。星州農民によるこの決起が労働者階級の決起と結合し、日本における三里塚闘争のように、米日韓による朝鮮侵略戦争を実力で阻止する闘いの砦へと発展していくのは間違いない。