民主労総ゼネスト情報(2016年10月30日)

民主労総ゼネスト情報(2016年10月30日)

『11月12日、100万人の鬨(とき)の声を集めてパククネ大統領を引きずりおろそう!』・・・民主労総の闘いが重大な情勢を引き寄せています。

沈黙していた日本のマスコミも、「パククネは、今すぐ下野しろ!」との韓国の集会、参加者の声やデモの画像を掲載し始めた。

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●パククネ打倒の全民衆総決起、火蓋切る!

10月29日、民主労総を中心とする民衆総決起闘争本部が主催する「集まろう!怒ろう!下がれパククネ市民行動」の大集会が、午後6時からソウル市内の清渓(チョンゲ)広場で開かれた。主催者が想定した1万人をはるかに超える労働者・学生・市民が集まり、集会開始時には2万人、デモ出発時には3万人を超えた。立錐の余地もない広場に入れなかった人が何千人も周囲にあふれた。「パククネは退陣しろ!」「君たちは孤立した。国民が包囲した!」と叫んで行進するデモ隊の迫力におびえた警察は、予定されていたデモコースを途中で塞いだ。怒った民衆は光化門方向に進路を変えて進撃、機動隊の壁と激突して肉弾戦で押しまくり、闘いは夜11時まで続いた。

●民主労総「11・12、100万人の大決起でパククネ打倒」を呼びかけ

集会にはストライキ中の鉄道労組を先頭に民主労総組合員が大挙して参加した。行動は全国でも組織された。公共運輸労組の全北バス支部はバスの正面や車内にスローガンを貼り付け、3分間の警笛を鳴らす闘いに立った。公務員労組、全教組など各労組の時局宣言も相次いだ。金属労組は「パククネ下野闘争緊急指示1号、同2号」を発して、大々的な反政府闘争への突入と11・12ソウル民衆総決起への大結集を号令した。
鉄道労組はこの日、「時局宣言」を発表し、「私たちの闘争は、私たちの社会を支配してきたすべての偽りと迷信との闘いである。私たちには新しい大韓民国が待っている」と、社会を変えるゼネストをさらに貫徹すると宣言した。チェジョンジン民主労総委員長代行は「国民はトカゲのしっぽ切りではなく、パククネの責任を問うている」「サード配置を撤回し、セウォル号の真相を究明し、財閥のためではなく労働者・農民のための政治をしろというのが国民の命令だ」と演説、「11月12日、100万人の鬨(とき)の声を集めてパククネ大統領を引きずりおろそう」と呼びかけた。
韓国のメディアは、ソウルの集会に参加した75歳の高齢者の「これまでパククネを支持してきたが、もうやめる。今、眠ることもできない」という声を伝えている。「チェスンシルによる国政壟断」の衝撃は、今や韓国5千万民衆のすべてを突き動かしている。

●韓国全土の大学で怒り爆発、「時局宣言」が40大学に拡大

p20161030b 「チェスンシル・ゲート」への怒りは、何よりも、「ヘル(地獄)朝鮮」という現実にたたき込まれ、未来を奪われてきた青年・学生たちの中で最も激しく、根底的に燃え上がっている。総学生会によりパククネの退陣を求める時局宣言が行われた大学は、26~28日の3日間だけでも全国40校以上にのぼった。この間激しく闘いが展開された梨花女子大学や、パククネの母校である西江大学を先頭に、成均館大学、ソウル大学、延世大学、高麗大学、漢陽大学、韓国外語大学、釜山大学、済州大学などの名前があがっている。さらに、「時局宣言を実際の行動につなげてこそパククネを倒す闘いの力を得られる」(建国大)、「韓国の近現代史において、学生は一貫して声を上げ、社会を変えるために重要な役割を果たしてきました。力を集めよう。大学生から始めて、今のこの社会を変えていこう!」(延世大)とあるように、各大学における「宣言」は、言葉の上での糾弾にとどまらず、韓国学生運動の誇り高い歴史を踏まえた行動の呼びかけそのものとして発せられている。(写真下は28日ソウル大の時局宣言発表)

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10代の高校生・中学生たちも街頭に飛び出し、怒りを共有している。ソウルでは29日、青少年169人が「パククネが滅ぼした民主主義を、青少年がよみがえらせよう!」というスローガンのもとに時局宣言を行った。