民主労総ゼネスト情報(2017年5月24日)

事務局

民主労総ゼネスト情報(2017年5月24日)

○ソンジュでサード配備撤回求め第3回汎国民平和行動

 5月13日、慶尚北道ソンジュ(星州)で、サード配備撤回を求める第3回汎国民平和行動が開催され、800人が全国から駆けつけた。(下写真:「不法・便法・奇襲強行・泥棒搬入 サードの装備を撤去しろ」の横断幕を掲げる参加者たち)

 住民たちは、「北朝鮮が挑発を続けるのであればやむを得ない」「外交のカードとなる」などとしてサード配備を追認するムンジェインに対して、あくまでサード絶対反対を貫き「全国から現地に集中して、私たちはサードの撤回を望んでいるという意志を見せたい」と立ち上がった。
 決議文は参加者の総意として「ムンジェイン政府はまずサード配置に関する一切の行為を直ちに中断し、占領軍のように入ってきて不安をあおる警察権力を撤収させろ」「サード配備に関する徹底した真相調査と関連責任者の処罰を行え」とたたきつけた。
 不屈に闘い続けるソンジュの住民たちによせて、広島連帯ユニオンからも連帯のビデオメッセージが送られた。(下記)

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 【サード配備阻止闘争への連帯メッセージ】

 広島連帯ユニオンサード配備阻止を闘う星州の住民のみなさん! そして星州住民とともに闘う全てのみなさんに広島連帯ユニオンから連帯のアピールを送ります。
 命をかけ、血を流して戦争のためのサード配備と闘うみなさんの闘いに日本の私たちも連帯して闘います。
 差し迫る戦争を阻止するための共同の闘いとして共に闘う決意を込めて闘争で挨拶します。闘争!
 パククネを打倒した皆さんの闘いに日本の労働者は皆感動しています。そして大統領が変わっても、絶対反対の現場の闘いを緩めることなく継続する姿勢に感銘を受けています。ムンジェインは直ちにサード配備を撤回せよ!
 日米帝国主義の朝鮮侵略戦争に反対し、サード配備阻止も訴えて私たちも繰り返し原爆ドーム前に結集して行動を行なっています。広島への原爆投下から72年の今年の8月6日には星州の闘いと連帯して朝鮮半島や東アジアにおける核戦争を阻止する国際的な労働者民衆の共同行動を呼びかけたいと思っています。
 米国のトランプ政権が「朝鮮半島の非核化」「北朝鮮の核の脅威」などと言って、北朝鮮に対する戦争を準備しています。しかし、7000発以上の核兵器を保有し、朝鮮半島近海で核戦争を想定した軍事演習を行っている米トランプ政権こそが平和を脅かす存在ではありませんか。日本の安倍政権は、この戦争に自らの帝国主義としての復活をかけて参戦しようとしています。すでに2年前、朝鮮戦争を想定して、安保法制が制定されました。先日、安倍首相は2020年には憲法を変え、日本を戦争のできる国家に改造することを宣言しました。慰安婦問題での「日韓合意」の強制は再び朝鮮半島で戦争を行う意思の表れです。
 この戦争をやろうとしているのは、人口にして社会の1%にすぎないほんの一握りの支配者たちです。パククネが財閥資本の利益を代表していたように、安倍は日本の財閥を、トランプは米国の財閥を代表しています。
 セウォル号が沈没し、パククネが高校生の命を見捨てたのと同じく、日本の政府は福島原発事故の放射能汚染を隠蔽し、子どもたちを癌で死に追いやっています。軍国教育の復活をねらう学校建設に、安倍は自分の妻を通じて何十億円もの便宜供与を行っていました。日本のチェスンシルゲートと呼ばれています。不安定な雇用、安すぎる賃金で結婚もできない、子どもも産めない青年たちの姿は日本でも韓国でも全く同じです。
 この戦争はこのような1%の連中の利益のための戦争です。私たちはこのような戦争に絶対反対です。
 特に、今回の戦争は核兵器の使用が想定されています。私たちは原爆の惨禍を知る広島の労働組合としてこの戦争を、絶対に始まる前に阻止しなければならないと決意しています。サード配備阻止の闘いは、この朝鮮侵略戦争を実力で阻止している偉大な闘いです。今やサード配備阻止は韓国の民衆だけの問題ではありません。サード配備のための資材搬入が始まった日に、沖縄の辺野古での埋め立て工事が始まりました。私たちは星州の闘いに学び、新たな沖縄米軍基地の建設を絶対に阻止します。
 日本には、軍事基地に転用される空港建設反対を掲げ、40年以上空港完成を阻止し続けている三里塚闘争(成田空港反対闘争)があります。星州の闘いと全く同じ体を張った闘いです。
 三里塚闘争が絶対反対の立場で勝利し続けているように、星州の闘いも必ず勝利に向かって前進すると確信しています。
 30年前、日本の自民党政権は労働組合を叩き潰して憲法を変え、戦争のできる国にすると宣言して、国鉄を分割・民営化しました。
 日本の労働運動はそれ以後後退を強いられましたが、動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)を先頭に絶対反対の闘いを継続し、改憲と戦争国家化を阻止する力になってきました。
 私たち広島連帯ユニオンも現場から労働運動を復権し、戦争も貧困もない社会を実現するために日々奮闘しています。今、私たち日本の労働者は「韓国のように闘おう」「パククネのように安倍を打倒しよう」を合言葉としています。
 国境を超えた労働者民衆の国際連帯こそが戦争を阻止する道です。
 サード配備阻止闘争の勝利のために日本からも熱く連帯していきます。
 ありがとうございました。