教え子を再び戦場に送るな! 11月集会へ

事務局

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11月3日に東京・日比谷野音で開かれる「全国労働者集会/改憲阻止1万人行進」へ向けて全国労組交流センター教育労働者部会が、全国の教育労働者に参加を呼びかけるチラシを作成しました。是非ご活用ください。教育労働者全国通信編集委員  表面.PDF 裏面.PDF

教え子を再び戦場に送るな! 改憲と戦争の安倍に反撃を!

すべての怒りを11・3日比谷野音へ

安倍たおそう

〈写真〉三浦半島教組の仲間が中心になって呼びかけ「改憲・戦争阻止!大行進神奈川」がデモ

◆改憲を阻止する闘いを職場・地域から

10月4日から始まった臨時国会の所信表明演説で、安倍は「与野党あげて改憲に取り組もう」と訴えました。「令和の時代の新しい国創り」のフレーズをくり返して、改憲への世論をあおり立てています。
改憲の最大の眼目は、9条を破壊して、自衛隊を憲法に明記することにあります。これが通れば、軍事費はさらに膨れ上がります。大増税と社会保障の削減で、労働者人民はさらなる生活苦に突き落とされます。学校や自治体に自衛隊への協力が義務づけられると同時に、学校では「戦争の放棄」ではなく「国防の義務」を教えることが押しつけられます。
東電無罪、関電ワイロ、台風15号による千葉県への甚大な被害、消費税アップなど、安倍政治への怒りは沸騰しています。労働者人民の団結した力を今こそ安倍にたたきつけよう。11・3集会に集まろう!

〈写真〉関西生コン支部のトラックデモ

◆関西生コン支部への大弾圧に全労働者の未来かけて反撃しよう

関西生コン支部、港合同、動労千葉が労働組合の再生をめざして闘ってきた11月労働者集会は、今年で22回目となります。この呼びかけ3労組の一つである関西生コン支部に、いま大弾圧が加えられています。働く者の権利が、警察の執拗なでっち上げ逮捕で、力尽く奪われています。正社員化を要求したら「強要」!? 賃上げを要求したら「恐喝」!? 危険な違法作業を指摘したら「威力業務妨害」!? こんなデタラメな口実による弾圧です。2018年7月からすでに15次に渡っていて、9月までに87人が不当に逮捕されています。「ゼネコンの横暴」と闘い続ける労働組合を安倍がいかに恐れているかを示しています。
これは「共謀罪」の労働運動への適用です。安倍政権は、「働き方改革」(大企業の利益のための「働かせ方改悪」)を強行し、「労組なき
社会」にするために、この大弾圧に踏み出しています。これを許したらその先は戦争協力の強制です。
改憲阻止の闘いを決するのは何よりも労働組合の闘いです。未来をかけて、全労働者の団結で反撃に立ちましょう!

◆戦争教育反対! 青年の未来を戦争で奪うな

萩生田光一が文科相に就任しました。「加計疑獄」で文科相に「安倍の意向」を伝えた張本人です。議員会館の事務所には「教育勅語」の掛け軸を掛けている極右であり、「日本会議」のメンバーです。改憲に前のめりになっている安倍政権は、この萩生田を文科相に抜擢しました。学校を「戦時体制」に動員するためです。
道徳の教科化、政府見解を押しつける教科書、ウソを教える「放射線副読本」の配布、天皇代替わりでの「祝意」の強制、オリンピック・パラリンピック教育の押しつけ……。東京では小学生までも猛暑下でのパラリンピックの応援に駆り出そうとしています。絶対に許せません! 職場から反対の声を上げていきましょう!

◆国境を越えた労働者の団結で戦争をとめよう

11・3全国労働者総決起集会/改憲阻止!1万人行進は、「ろうそく革命」を実現した韓国・民主労総ソウル地域本部と共催する、国際連帯集会です。今年は11月3日の東京集会と9日のソウルでの労働者大会を「東京ーソウル国際共同行動」として呼びかけられています。
政府・マスコミ一体となった韓国バッシングを打ち破り、日韓労働者民衆の熱い国際連帯を勝ちとりましょう。労働者の団結で世界を変えましょう!
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集会要項
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11・3全国労働者総決起集会/改憲阻止!1万人行進

日時: ■11月3日(日)正午 全国労働者総決起集会 /午後2時 改憲阻止!1万人行進 /午後3時 デモ出発
場所: ■東京・日比谷野外音楽堂

■呼びかけ 関西地区生コン支部/港合同/動労千葉/国鉄闘争全国運動/改憲・戦争阻止!大行進
発行:全国労働組合交流センター教育労働者部会【 2019年10月11日】
〒111-0041 東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂ビル5階TEL 03(0845)7461 Email centergo@nifty/com http://www.k-center.org/blog/

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—- 裏面 ————————————

職場に組合を 闘いは職場から

教員への「変形労働時間制」導入に絶対反対を

■臨時国会での上程を阻止しよう

2018年度の全国の公立学校の教職員採用試験の倍率は3.2倍と00年度の12.5倍から四分の一に落ち込んでいます。さらに正規の欠員を穴埋めするための非正規教員のなり手が圧倒的に不足し、全国で1241件も配置されていません(5/1現在)。これは明らかに国の教育政策=安倍教育改革の破綻と言わねばなりません。
政府・文科省は、この秋の臨時国会で、学校現場への「1年単位の変形労働時間制」の導入を目論んでいます。1年単位の変形労働時間制は教員をはじめ地方公務員は適用除外になっており、地公法や場合によっては労基法改定が必要になります。中教審の試算では、現状の働き方に見合う残業代を支払うためには、年間1兆数千億が必要になるとしています。一方で安倍は、最新鋭の戦闘機購入など国防費には5年で27兆円もの予算を組んでいます。財源がないのではありません。これが「教育より軍事優先」の安倍政治そのものです。

(図 変形労働時間制の1日のイメージ)

■8時間労働制解体し過労死促進

変形労働時間制導入は、労働者が闘って勝ちとってきた8時間労働制を解体しようとするものです。「8時間働く(8時間は睡眠、8時間は労働者の自由に!)」という労働時間原則の解体は、労働時間に関係なく働く、成果業績主義賃金へと直結します。
中教審は「子どものためという意識が」超勤をもたらす、と長時間労働の責任を現場に転嫁したうえで、「より短い在校時間でその成果を上げた教師に高い評価を」などと”生産性向上”を競い合わせ、職場の協働性を破壊し「国家のために死ぬまで働く教職員」をつくり出そうとしているのです。
労働時間をめぐる闘いは、教育労働運動の原点である改憲・戦争阻止と並ぶ、労働組合最大の課題です。職場から「1年単位の変形労働時間制導入」反対!の声を束ね、地区支部教組から県教組へ、反対の闘いをつくり出しましょう。今こそ「スト権=憲法28条を復権する」時です。
本気で「多忙化」を解消する気があるなら、全国学力調査廃止! 免許更新制度廃止! 人事評価・査定給廃止! 給特法廃止! を実行しろ。「教員が教員をいじめる」分断構造を、職場の団結でひっくり返しましょう。教職員の良好な労働条件こそ、子どもたちの学習環境そのものです!

「広島教職員100人声明」の決起に続こう

■今こそ改憲・戦争阻止の声を

日教組は朝鮮戦争の真っただ中、1951年「教え子を再び戦場に送るな!」を掲げ、さらには「勤評は戦争への一里塚」と訴えて全国で保護者・地域住民とともに闘い、戦後の反戦運動の先陣を切る役割を果たしてきました。
いま安倍が強行する「戦争のできる国」づくり=新自由主義「教育改革」攻撃と対決する改憲・戦争阻止の闘いは、教育労働者一人ひとりのあり方・生き方が問われる課題です。
被爆地・広島の教育労働者は、改憲と戦争への危機感から、「日の丸・君が代」を強制する文科省の「是正指導」(1998年)以来の20年にわたる教組つぶしの暴風を現場から突き破り、「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明」運動を開始しました。

■教育労働者は団結しよう

「100人声明」呼びかけ人主催で開かれた「8・5全国教職員ヒロシマ集会」には、呼びかけに応えて教育労働者をはじめ300人が全国から結集し、「『100人声明』を全国に広げよう!」と宣言しました。韓国テグから参加した青年教師は「日韓両国の葛藤が高まっています。韓国と日本の労働者が団結することが解決策です。沈黙を破り、学校を変え、社会を変えましょう」と訴えました。
広島の決起を潰してはなりません。広島の教育労働者の覚悟を決めた勇気ある決起に続こう! 「広島教職員100人声明」への賛同の輪を全国に広げましょう。それは教育労働者みんなが感じている職場と政治の閉塞状況を突き破り、”闘う日教組の団結”を取り戻す大きな力になるのではないでしょうか。
11・3全国労働者総決起集会には、広島から「100人声明呼びかけ人」が参加して直接訴える予定です。11・3日比谷野外音楽堂に職場の仲間とともに結集し、改憲・戦争阻止! 安倍たおせ! の声を上げましょう。

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(写真 2019年8・5全国教職員ヒロシマ教職員集会)

改憲・戦争阻止! 教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明(抜粋)

◎私たち広島の教職員は、戦争と核の惨禍をくり返さないために、憲法9条への「自衛隊」明記と「緊急事態条項」新設に反対します。

◎私たちは、今こそ教職員として宣言します。教え子を再び戦場に送らない! 子どもたちに「国を守るために命を捨てよ」と教える戦争教育の復活を許さない。教育を国の戦争の道具にすることは絶対に許さない。

◎被爆地ヒロシマから全国の教職員の仲間に、改憲と戦争を許さない行動を呼びかけます。

広島教職員100人声明呼びかけ人

田中弘美(高教組広島南特別支援学校分会員/「君が代」不起立処分撤回裁判原告) 権代幸子(元高教組組合員/「君が代」不起立処分撤回裁判原告) 平野綾子(広教組八千代中学校分会員/「君が代」不起立処分撤回裁判原告) 倉澤憲司(広教組比和小学校分会員/「8・6年休」被処分者) 影久眞也(元高教組組合員/「君が代」不起立被処分者) 西本喜治(元高教組組合員/元大野町議会議員) 川端勇樹(広島市立比治山小学校教員)