郵政非正規ユニオン執行委員長・齋藤裕介氏からの「郵政非正規ユニオン支援のお願い」

 郵政非正規ユニオン執行委員長・齋藤裕介氏より「郵政非正規ユニオン支援のお願い」が発せられたので掲載します。

 

               郵政非正規ユニオン支援のお願い
                                                 

                                  2011年10月17日
                                                       東京都葛飾区新小岩2-8-8
                                                        クリスタルハイム203号東部ユニオン気付        

                                  郵政非正規ユニオン執行委員長 齋藤 裕介

  すべてのみなさんに、郵政非正規ユニオンへのご支援を心より感謝申し上げます。  ユニオンは全国の組織化に向かって新たな出発を開始します。今後も一層のご支援を心よりお願い申し上げます。
  郵便事業会社は、昨年7月の日通とゆうパック統合の大失敗のなかで1034億円の大赤字を作り経営的、社会的に大きく信用を失いました。
 鍋倉社長は、一切の責任を社員に押しつけ、JP労組中央本部と結託し正規社員には年間通じて一時金50万円のカット、非正規社員には大量の雇い止め解雇を行ってきました。
 こうした中で齋藤委員長を先頭に3月以降大量雇い止めを阻止するために、ゆうパック課を中心に組合結成をめざしてきました。組合作りの機運と熱気が社員に伝わる中で、会社は斉藤委員長の影響力が及ぶゆうパック課の社員15名を6月に雇い止めにしました。
 8月には、齋藤委員長に対し一部会社側社員による脅迫と、ゆうパック課の大工原課長らによる2時間に渡っての脅迫と暴言が行われ、組合運動をやめることを齋藤委員長に迫まりました。屈服と転向を拒否した彼に会社は9月30日を期して雇い止めにしたのです。
 会社の不当な雇い止めに対し、ユニオンは9月20日にストライキを実行し、9月29日には警察の妨害と弾圧を撥ね退けて郵政本社抗議デモを行い、10月1日には東京多摩支店包囲デモを行いました。
 こうした闘いの中で、「アルバイトのクズども」等の暴言を吐いた大工原氏は、10月より東京多摩支店から他支店に左遷になりました。
 ユニオンは一層の団結の強化を作り出し、新たな仲間を獲得することができました。
 また、東京多摩支店をはじめ日本郵便16万非正規社員が、ユニオンの訴えに共鳴し多くの激励と、全国で郵政非正規ユニオン結成への動きが開始され、全国的組織化の大きな展望が切り開かれました。    
 闘いははじまったばかりです。非正規労働は、格差社会の温床であり人間のいのちや生活が根底から脅かされています。期間雇用という不安定化を背景に、非正規労働者の生存権を会社が無条件に握り、解雇権をたてに奴隷労働以下の労働を強要しているのです。
 現在の非正規労働者は正規職を希望しながら、期間契約社員などに従事している労働者です。日本郵便では23万社員のうち16万人が非正規社員であり、郵便事業の根幹を担っています。こうした非正規社員をボロクズのように使い捨てにしているのです。
 いま世界で新自由主義による1%の富裕層と99%の貧困化に対し、非正規労働者の生きるための決起が大きく始まっています。
 非正規労働者の闘いは、この資本主義社会を根底からひっくり返し、プロレタリア革命を内包した自己解放的な闘いです。この闘いは必ず「連合」の反動的労働者支配を打ち砕き、労働運動を階級的に蘇らせていくことは明らかです。
  ユニオンは、みなさんの支援のもと日本郵便16万非正規社員と2000万非正規労働者の全国的組織化(ユニオン建設)と、世界的に始まった非正規労働者の闘いと結合しその先頭になって闘います。
  齋藤委員長をはじめ18名の解雇者の支援と、郵政非正規ユニオンの一層の前進のためにご支援を宜しくお願い致します。