かねひろ運輸解雇撤回闘争への大阪高裁・極反動判決を弾劾する!

 関西合同労組より、かねひろ反動判決への弾劾声明が届きましたので掲載します。

かねひろ運輸解雇撤回闘争への

大阪高裁・極反動判決を弾劾する

関西合同労働組合

執行委員長 黒瀬 博匡

 

 12月18日大阪高裁(矢延裁判長)は、関西合同労組阪神支部・かねひろ運輸分会・許組合員に対して、控訴棄却さらに「かねひろ運輸事務所・敷地内への立ち入りを禁止する」という一審神戸地裁・尼崎支部判決を上回る極反動判決を下した。労働組合として当然の組合活動である解雇撤回の申し入れ行動を禁止するという反動判決をわれわれは絶対に認めない!怒りではらわたが煮えくりかえる!資本と完全に一体化した姿をあらわにした司法権力を徹底弾劾すると共に、労働組合の矜持にかけて、かねひろ運輸への解雇撤回闘争を続行し、かねひろ運輸のみならず西宮浜工業地域一体に闘う団結の赤旗を林立させる闘いを必ずやり遂げることを宣告する。

 

 そもそも判決は、被控訴人であるかねひろ運輸の石田会長、社長が欠席する中で行われ、矢延裁判長は「阪神支部・許組合員の控訴と会社側の付帯控訴のいずれも棄却する」と言いながら、続けて「尼崎支部判決の『敷地内で会社への組合の3人5分以内の申し入れは認める』という部分を変更し、(組合は)会社事務所・敷地内への立ち入りをしてはならない」とまったく何の理由説明もなく唐突に言い渡して逃げ去った。判決を読み上げる前に、許組合員が「地裁尼崎支部の時は裁判長が何の説明もないまま立ち去った。高齢の私がわかるように大きな声でちゃんと説明してください」と申し入れたことに対して、矢延裁判長は「わかりました」と返答したにもかかわらず、判決変更について何の理由も言わず閉廷したのだ。こんなことが許せるか!卑劣そのものだ!

 控訴審は、組合が神戸地裁尼崎支部判決の従業員としての地位不存在と組合申し入れ行動の制限について不服として控訴し、会社側は遅れて付帯控訴という形で組合の申し入れ行動そのものの禁止を求めたものだ。ところが、10月16日高裁第一回の法廷で、裁判長は組合の証人申請と会社側の不当な申し入れ文書への反論の機会を持つことを却下し、問答無用の強権で結審した。それで出してきた判決がこれだ!はじめから資本の側に立ち、国家権力として労働組合の活動を禁圧・一掃する意思をもって大阪高裁・矢延は臨んできたのだ!われわれはこんな判決を絶対認めないし、負けない!許組合員が、即座に、「労働者を殺す判決だ!13年間の闘いを踏みにじり、解雇された労働者は死ねというのか!」と弾劾したとおりの労働運動つぶしの極反動判決だ。

 

 われわれ労働組合は、資本主義最末期の大恐慌下で、労働組合の闘いを禁圧し資本を救済する国家権力裁判所の登場、歴史に刻むべき判決としてとらえる。いま他国資本との争闘に敗退した日本の企業資本は、労働者の大量解雇を一挙に進めている。外注化・非正規職化、解雇自由の新自由主義攻撃を資本と一体となって政府権力が推進し、労働運動解体・一掃して、憲法改悪まで突き進むことが資本家どもの一致した政策なのだ。労働組合の解雇撤回の闘いを絶対許さないという資本家の意思を体現した司法権力の反動判決ととらえ、これを打ち破ってわれわれは進まねばならない。許組合員はそもそも雇用期限の定めのない正規職労働者であったものを、会社資本が組合活動を敵視して期間雇用に突き落とし(当時の組合兵庫支部石田一派の屈服と裏切り!)、ただちに雇い止め解雇を強行した。解雇撤回闘争は労働者が生きるために絶対譲ることのできない正義の闘いだ。国鉄闘争と同じく新自由主義・非正規職化攻撃そのものと許組合員先頭に13年間われわれは闘い抜いて資本を追いつめて団結を拡大してきた。労働者階級の正義に満ちた勝利の闘いこそ、かねひろ闘争なのだ。

 この闘いを真っ向から押しつぶそうとする資本、権力一体となった反動攻撃に、われわれは逆に階級的労働運動の勝利を見る。かねひろ闘争は絶対に負けはしない!これから、いよいよ西宮浜の闘う団結の拠点としてそびえ立ち、危機にかられた資本による大量解雇、外注化・非正規職化攻撃に直面し根底的な怒りをもって決起する労働者を先導し、闘う団結を拡大する司令塔として、国家権力の攻撃をも打ち破って前進する時が来たのだ。

 かねひろ運輸資本よ、司法権力よ、労働者階級の闘魂に震撼するのはこれからだ!

 関西合同労組のすべての組合員、合同・一般労組全国協の仲間たち、誇るべき許組合員の闘いを団結の力で必ず勝利させよう!かねひろ闘争に総力で結集せよ!

ビラ
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合同・一般労組全国協議会