UTLAストライキ情報(2019/1/23)

UTLAの大勝利。

UTLA(UNITED TEACHERS LOS ANGELES)

フェイスブック

22日の朝、UTLAとロサンゼルス統一学区(LAUSD)が、協約交渉で合意に達したと発表されました。先週木曜日に再開された交渉は5日間に及び、週末も早朝から夜遅くまで続けられ、祝日夜(21日・月曜日)のギリギリ遅くまで行われました。

暫定合意は全組合員に周知されたのち、賛否の投票にかけられて決定されます。合意が正式に認められるまで、火曜日(22日)はストライキが続行されましたが、午前中の段階で組合員の80~83%が賛成票を投じたそうです。最終的な結果は翌水曜日に出ますが、「スーパーマジョリティ(圧倒的多数)の組合員が合意に賛成」したとUTLAのホームページで報じられています。

22日の午後は、市庁舎前で大集会が行われ、教育労働者や保護者が結集して勝利の歓喜に沸き返りました。

UTLAさんの投稿 2019年1月22日火曜日

UTLAのホームページでは次のように述べています。

「この合意はパラダイムシフト(=社会の規範や価値観が大きく変わること)であり、我々が協約闘争の目標とした要求を達成した」

主な合意の内容

◆賃金6%アップ(2017~18に3%、2018~19に3%)
◆すべての学校で、2021~22までに看護師を週5日フル勤務体制にする。
◆クラスの人数を2019~20に即刻減らす人数制限を行い、毎年減少させる。
◆カウンセラーを500人の生徒に対して1人の割合で設置する。
◆テストを50%減らす約束
◆図書館秘書の専門教師を高校(9~12年生)で週5日フル勤務体制にする。
◆コミュニティースクールを2019年6月30日までに20校指定し、2020年6月30日までにあと10校を指定する。そこにはプラスの資金も出し、UTLA傘下とする。
◆チャータースクールを制限するきちんとした手段をとる。

 明日(23日朝/日本時間24日午前0時)から教育労働者は学校に戻り、教職に就くことになりました。(K)


(写真 勝利に沸くUTLA組合員たち。左がカプートパール委員長)

 

UTLAストライキ情報(2019/1/22)

1月21日(日)ストライキ7日目

 先週の木曜日から開始された協約交渉は朝から夜遅くまで続けられ、4日目を迎えました。交渉に権限をもたないのですが、仲裁に入ったロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティが、前夜(1月20日)夜10時過ぎに次のような発表をしています。

 「今日のUTLAとLAUSDの交渉は、とても実りあるものでした。残っている課題を早急に解決するために、今晩も遅くまで討議し、明日も引き続き交渉を進めると、双方が再確認しました。みなさんの大変な努力とご支援に感謝いたします。」

 

UTLAは1月21日、交渉の進展を受けて次のように発表しています。(K)

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交渉は進展しているが、火曜日にはピケットラインについてください

ストライキを終了して職場に戻る前に、交渉合意の承認が必要

私たちは交渉を前進させています。協約交渉が再開された先週木曜日から、ほとんど休みなく続けられ、昨夜も夜遅くまで行われました。今朝も早朝から交渉は再開されています。重要なお知らせですが、今晩遅くに合意に達しようとしまいと、私たちはまだ職場にはもどらず、火曜日の朝には今までどおりピケットラインに立ちます。

その理由は、たとえ今晩遅くに合意に達したとしても、ストライキを終了する前に、組合員全員が暫定合意を承認する必要があるからです。全員が暫定合意の内容を知って、それに賛否の投票を行うというシステムがあるので、数時間がかかります。

私たちは、スト権投票で98%の組合員の賛成を得ました。ですから、ストライキを終えるにも暫定合意に賛成するかどうかは組合員が決めるのです。


(写真 団交チームのメンバー【市庁舎で】)

UTLAストライキ情報(2019/1/19)

UTLA(UNITED TEACHERS LOS ANGELES)

 

2019年1月17日(木) ストライキ4日目

朝7時30分、雨が降る中で各学校の前では教師と保護者や生徒が元気にピケッティングを行いました。それからロサンゼルス市街へとそれぞれの地域からデモ行進を進めて、ロサンゼルスの街はストライキ参加者の赤色の服装姿で真っ赤に染まりました。
正午から開始されたロサンゼルス統一学区との交渉が良い結果を出せるようにと、より高らかに、より力強く、UTLAの組合員たちは支援者と共に市街をデモ行進しました。交渉は12時間続いて、夜中の午前0時に終了し、翌日に持ち込まれました。

2019年1月18日(金) ストライキ5日目

月曜日に開始されたストライキが週の最終日を迎えた朝、通常通りの各校でのピケッティングを終えたのち、協約交渉が開かれているロサンゼルスシティーホール(市庁舎)前にストライキ参加者が結集しました。この日はずっと雨模様だったストライキの4日間とは打って変わって、すがすがしく晴れ渡って、結集人数が60,000人を超しました!

60,000人のスト参加者を前に、アレックス・カプートパール委員長が語ります。

「UTLA、みなさんは自分たちの力を実感していますか? みなさんはこの街を席巻したのです。行き交う車は支援のクラクションを鳴らし、見知らぬ人たちまでが食べ物を届けてくれ・・・・メディアが私たちの話を聞いて記事を書き、世界中の人たちが注目しています。みなさんは明るく快活にふるまって、雨の中でも堂々としていて・・・みなさんが今、歴史的な偉業を成し遂げようとしているのです。」

「公教育がこれほどまでに危機的な状況に陥ったことはありません。だから今、国民に私たちの状況を話さなくてはなりません。民営化政策が恣意的に公立学校を破壊しようとしているのです。」

「ドナルド・トランプとベッツィー・デボスが民営化の旗振りをし、カリフォルニアの民主党がチャータースクール企業からの選挙資金欲しさに、50州中43位にまでカリフォルニアの教育資金を減らして公教育の民営化を推進しようとしています。超大富豪のオースティン・ベアットナーやイーライ・ブロードがロサンゼルスの公教育に資金を送らず飢えさせて民営化を図ろうとしているのです。」

「今、これを止めなければ、生徒たちは学校を失い、私たちは負けるのです。絶対に負けるわけにはいきません。」

「ストライキのこの5日間で、私たちはものすごく大きなことを成し遂げました。ボクシングで言えば、大富豪の民営化推進者たちに強力なブローを食らわせたところです。もっともっと強く強く、私たちは大声をあげなければなりません。交渉中の交渉団に、あと5万人の交渉メンバーがいると、部屋の中で頑張っている彼らに知らしめるのです。彼らに私たちの声を届けましょう。」

「みなさんは本当にすばらしい。生徒たちよ、声を上げたことを誇りに思いなさい。保護者のみなさん、子供たちのために闘っていることを誇りとしてください。教育労働者のみなさん、子供たちのために果たしている役割を誇りに感じてください。みなさんの団結力を誇りとしてください。ストライキを誇りにしましょう。私たちは勝利します。みなさんを愛しています。」

“UTLA, do you feel your power?” — Alex Caputo-Pearl speaks to the sea of 60,000+ public school supporters in downtown Los Angeles. #UTLAStrong #LAUSDStrike #WeAreLA

UTLAさんの投稿 2019年1月18日金曜日

More than 60,000 let the sunshine in at UTLA rally

UTLA members closed out the first week of our historic strike with a raucous and joyful rally with parents and students in front of City Hall, just steps away from where UTLA was bargaining with LAUSD. More than 60,000 let the sunshine in at UTLA rally. #LAUSDStrike #UTLAStrong #WeAreLA

UTLAさんの投稿 2019年1月18日金曜日

ストライキは土日の休日、そして21日の祝日(キング牧師記念日)を挟んで火曜日から再開されます(K)。

 

(写真 市庁舎前の行動)

UTLAストライキ情報(2019/1/17)

UTLA(UNITED TEACHERS LOS ANGELES)

2019年1月16日(水) ストライキ3日目

 何万人もの組合員、保護者、生徒、コミュニティーの人びとが参加して、ロサンゼルスの8ヵ所の地域で集会が行われました。30,000人を超える教師たちに加えて、12,000人をはるかに超える保護者や支援者が参加して、3日間で最高の参加者となったそうです。早朝7時30分には、ハミルトン高校で委員長のアレックス・カプートパールと交渉チーフのアーリーン・イノウエが記者会見を行い、ダイアン・ラヴィッチ(公立学校の企業型改革を批判する教育史家)が、「公教育の民営化はカリフォルニアだけの問題ではなく、全米の問題であり、そして全世界が民営化の方向に動いています。世界中で労働組合を潰していこうという動きになっているのです。それをUTLAのみなさんがカリフォルニアのこの地で止めるのです」と檄を飛ばしました。世界的にも有名なミュージシャンのスティーブ・ヴァン・ザントも参加して、高校生たちと共にピケットラインに立ちました。

Stop the privatization movement in LA and you’ll stop it everywhere—words to inspire from none other than public education luminary Diane Ravitch. Today at Hamilton High, she walked the picket line and thanked LA teachers for our courage. #UTLAStrong #LAUSDstrike #WeAreLA #Strike4Ed

UTLAさんの投稿 2019年1月16日水曜日

ロサンゼルス統一学区(LAUSD)の公立学校は100%全校で教師がストライキに入っています。アーリーンさんの所属するイースト地区でも雨の中で元気いっぱいのストライキ行動が行われました。

Regional actions are happening all over Los Angeles today. Here at the Local District East in Eastlos thousands of educators are already here chanting marching standing in unity. We are strong because we are united. #LAUSDstrike #UTLAStrong

UTLAさんの投稿 2019年1月16日水曜日

ロサンゼルス市長エリック・ガルセッティが仲裁に入り、UTLAと学区の団体交渉が再開されることになりました。17日正午(日本時間18日午前6時)にロサンゼルス市庁舎で行われます。
「私たち交渉団は、生徒、組合員、コミュニティーの人びとに利する合意を勝ち取るために、準備万端、粘り強く真剣に交渉に臨みます」と、交渉団のチーフであるアーリーンさんが報告しています。スト突入4日目の明日、ストライキの新たな段階へと進みます。(k)

(写真 UTLA8地区でそれぞれ集会【ヴァレー・ウエスト地区】)

(写真 ノース・エリア地区の集会に参加した保護者と生徒たち)

全国協ニュース第157号(2019年01月15日)

全国協ニュース第157号(2019年01月15日)

改憲発議許すな! 2019年を合同・一般労働組合の躍進の年に!

合同・一般労働組合全国協議会は昨年10月8日に第10回定期大会を開催し、主要には①鈴コン闘争の闘いの地平②合同・一般の組織内候補としての5月泉佐野市議選闘争③「築地を活かし豊洲を止める」闘い④コンビニ関連ユニオン(仮称)結成に向けて⑤旭非正規職支会支援共闘の闘い⑥郵政非正規ユニオンの闘い⑦8・5~6広島の国際連帯共同行動の闘い等についての総括を行い、以下の6つの方針を掲げた。

ⅰ 「改憲・戦争阻止!大行進」運動の最先頭で闘い、改憲発議を阻止しよう!
ⅱ コンビニ関連ユニオン(仮称)の結成ー組織化を勝ち取ろう!
ⅲ 「働き方改革」攻撃を粉砕しよう!
ⅳ 築地の中に合同・一般を組織し、豊洲移転を阻止しよう!
ⅴ 旭非正規職支会の争議支援・国際連帯の闘いを強化しよう!
ⅵ 11・4一万人結集を勝ち取り、合同・一般労働組合全国協議会の組織拡大・強化を勝ち取ろう!

 合同・一般労働組合全国協議会の組織強化・拡大の闘いは、未だブレークスルーを勝ちとるには至っていない。しかし、10回大会を成功させ、労働組合絶滅攻撃の攻防に勝ち抜いて組織強化を勝ちとってきた。
2019年の闘いは改憲発議絶対阻止の闘いを軸に、4月杉並区議選の勝利を勝ち取り、5・1天皇代替わり攻撃粉砕=メーデー集会・デモの圧倒的勝利を実現し、4月1日からの「働き方改革」の施行と全面対決し、同時に改悪入管法施行と対決し、この激戦のただ中で組織強化・強化を勝ち取っていきたい。

UTLAストライキ情報(2019/1/16)

1月15日(火) ストライキ2日目

UTLAの2日目のストライキは、早朝の各学校のピケットラインを終了後、ロサンゼルス市街地にあるカリフォルニア・チャータースクール協会の前で集会が行われ、昨日に引き続き、圧倒的多数のスト参加者でロサンゼルスのストリートは埋め尽くされました。
チャータースクールが乱立されて公教育が破壊されていることに断固抗議する集会ですが、UTLA傘下のアクセラレーテッド・チャータースクールの教師たちもストライキに参加しました。昨年12月14日から4日間、シカゴで全米初のチャータースクールのストライキが貫徹されましたが、それに続いて全米2番目のチャータースクールのストライキです。

初日の昨日から、カリフォルニアのILWU、,SEIUローカル99、カリフォルニア州立大学職員協会など、多くのカリフォルニアの労働組合が支援に駆けつけています。今朝はトラック運転手の組合のメンバーがピケットラインに参加していました。
集会には、ラテン・アメリカの音楽界のトップバンドでカリフォルニアを拠点にライブ活動をしているオゾマトリ(SOMATLI)が支援に訪れ、UTLAの音楽教師たちと共にジャムセッションをライブで行い、集会はさながらミュージック・パーティーと化して、参加者から大喝采を受けました。

「僕たちも公立学校で学んだ卒業生ですから、ロサンゼルス統一学区の音楽の先生たちに音楽のすばらしさを教えてもらったことにとても感謝しているんです。この数十年の間に公立学校への資金がどんどん減らされて、音楽教育が打撃を受けているのは、本当に悲しいです」と、オゾマトリのメンバーは語っていました。

UTLAのFacebookに2日目のストライキの様子が生き生きとビデオで流されていますので、ぜひご覧ください(K)。

UTLAさんの投稿 2019年1月24日木曜日

Musical Acts for Public Education

Members of OZOMATLI came out today to play for LA educators who are on strike. LAUSD has been a target of unregulated charter expansion by groups like CCSA and wealthy privatizers Eli Broad, who see public education as an industry to be broken up rather than reinvested in and supported. #UTLAStrong #WeAreLA #Strike4Ed

UTLAさんの投稿 2019年1月15日火曜日

 

(写真 カリフォルニア・チャータースクール協会の前で集会)

(写真 オゾマトリ(SOMATLI)とUTLAの音楽教師たちのジャムセッション)